ローガン・ポールを平手打ちした元QBトム・ブレイディがWWE参戦を示唆
2026年07月21日(火) 12:52
元クオーターバック(QB)トム・ブレイディは、その卓越した右手で7度のスーパーボウル制覇を成し遂げるなど、華々しいNFLキャリアを築いた。
5度のスーパーボウルMVPに輝き、現在はラスベガス・レイダースの少数オーナー兼『FOX』のアナリストを務める48歳のブレイディは、現地16日(木)にニューヨークで開催された“Fanatics Fest(ファナティクス・フェスト)”で、WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)参戦の可能性に前向きな姿勢を示した。
その翌日、スーパーボウルで数々の栄光をつかんだ右手で、インフルエンサーでWWE選手のローガン・ポールを平手打ちした。
WWEスーパースターのコーディ・ローデスにWWE参戦の可能性について問われ、ブレイディは木曜日に次のように語った。
「声がかかるのを待っているんだ。WWE社長のニック・カーンが、僕を絡ませるストーリーを考えてくれるのをずっと待っている。フットボールは引退したけど、まだ少しはアスリートらしいところを見せられるチャンスがあると思っている」
この一件は案の定、大きな話題となり、どれほど現実味のある話なのかを巡ってさまざまな憶測が飛び交った。
ポールはブレイディを訴えるつもりだと話している。また、ブレイディが元チームメートのロブ・グロンコウスキーやローレンス・テイラー、ウィリアム・“ザ・リフリジレーター”・ペリーらに続き、元NFL選手としてWWEにスポット参戦するのではないかとの憶測も広がっている。なお、テイラーとペリーが参戦した当時、WWEはWWFの名称だった。
ブレイディは木曜日、ローデスにこう語った。
「相棒のグロンクもやったし、もちろんローガン・ポールがやっているのも見てきた。僕も少なくとも1試合くらいなら出られると思う。ニック、頼むよ。実現させてくれ」
そして翌日、ファナティクス・フェストのステージでブレイディとポールは顔を合わせ、互いに言葉を交わした。ポールは、ブレイディが来年もこのイベントに来るなら「痛い目に遭わせてやる」と挑発。その直後、ブレイディは右手で平手打ちを見舞った。一見すると本気の一撃にも見えたが、映像をさまざまな角度から見返すと、寸前で力を抜いていたようにも見える。
「フラッグフットボールで俺がトムに勝ったことをイジったら、この仕打ちだよ?? 子どもたちにとって最悪のお手本だな。
オーラ: -100
上腕三頭筋を断裂しているけど止めたぜ」
This happened bc I was roasting Tom for beating him in flag football. And he tries to smack me ?? Horrible example for the kids
Aura -100
+
Blocked. With a torn tricep https://t.co/3EMBQwYT9M— Logan Paul (@LoganPaul) July 17, 2026
もっとも、ブレイディとポールの抗争の種は、かなり前からまかれていた。
以前のファナティクス・フェストでポールのインタビューを受けた際、ブレイディはポールのWWEでの実力を「かわいいものだ」と評した。これに対してポールは、WWEでのパフォーマンスを理由に、自身の方が優れたアスリートだと主張。
その後、今年3月に開催された“Fanatics Flag Football Classic(ファナティクス・フラッグフットボール・クラシック)”では、ブレイディとポールは別々のチームで対戦した。
現実との境界線を曖昧にする巧みなストーリーほど、人を引きつけるものはない。
「このアホ」
Dork pic.twitter.com/zKOfL6VUOE
— Tom Brady (@TomBrady) July 17, 2026
プロレス好きが予想すれば、ブレイディは将来、ポールの対戦相手のセコンドを務めるか、ローデスとタッグを組んでポール組(パートナーはブロン・ブレイカーあたりだろうか)と対戦することになるとみるだろう。なお、ブレイカーのいとこであるワイドレシーバー(WR)ブロック・レクスタイナーは現在、ニューオーリンズ・セインツに所属している。
もしブレイディが本当にプロレスのリングへ上がるとすれば、来年春にサウジアラビア・リヤドで開催予定の“Wrestlemania 43(レッスルマニア43)”が舞台になるかもしれない。当初、ファナティクス・フラッグフットボール・クラシックも同地で開催される予定だった。実現すればメディアの注目を集め、ブレイディにとって巨額の報酬も見込まれるだろう。ブレイディには大歓声が送られる可能性が高いものの、本人は何度もスーパーボウルを制したニューイングランド・ペイトリオッツ時代と同じように、むしろヒール役を望んでいるようだ。
ブレイディはローデスに「迷わず答えられる」と語った。
「僕は悪役だ。ずっと悪役だった。チームが本当に強かった頃は、どこのスタジアムへ行ってもそうだった。アウェーで勝ち続けているチームは歓迎されないものだからね」
【R】



































