ニュース

QB4人体制は「念のための備え」とファルコンズGMカニンガム

2026年09月03日(木) 11:16

アトランタ・ファルコンズのマイケル・ペニックスJr.とトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Mike Stewart】

アトランタ・ファルコンズのジェネラルマネジャー(GM)イアン・カニンガムは現地2日(水)、53名のロースターにクオーターバック(QB)4人を登録してシーズンを迎えるという決断について、「念のための備え」だと述べた。

上位2人のQBであるマイケル・ペニックスJr.とトゥア・タゴヴァイロアの負傷歴やこれまでのパフォーマンスを踏まえれば、ファルコンズにとって必要な措置だった。ファルコンズは13日(日)に敵地でピッツバーグ・スティーラーズとのシーズン初戦に臨む。

ファルコンズは先発QBをまだ発表しておらず、このポジションではクーパー・ラッシュとドラフト外ルーキーのジャック・ストランドも53名ロースターに名を連ねている。トレーニングキャンプ序盤、タゴヴァイロアが腰の張りで動きを制限されたことを受けて、ファルコンズはラッシュと契約。それにより、ストランドには思いがけずファーストチームのオフェンスで練習する機会が巡ってきた。

カニンガムはストランドについて「起用してみて分かったのは、彼にとって荷が重すぎることではなかったということだ。チームに加わり、序盤から求められたことをしっかりとこなしていた」と語っている。

さらにカニンガムは、ディビジョンIIのミネソタ州立大学ムーアヘッド校出身のストランドが「それ以降も着実に成長し、向上していく力を示している」とつけ加えた。

ペニックスJr.は2025年シーズンを終えることになった左膝のケガからの回復を続けていたため、プレシーズンゲームには出場しなかった。先週、初めてチーム練習への参加を許可されたものの、金曜日の夜に敵地で行われたマイアミ・ドルフィンズとのプレシーズン最終戦でも出場を見送られている。

脳しんとうを繰り返してきたタゴヴァイロアは、ドルフィンズに17対12で勝利した試合でタッチダウンにつながるドライブを率いた一方、スナップをファンブルしてボールを失った。プレシーズン3試合でタゴヴァイロアがスナップをファンブルしたのはこれが2度目で、1度はショットガン、もう1度はセンターの後ろからスナップを受けた際に起きている。

タゴヴァイロアのターンオーバーは、ファルコンズの新ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーがレギュラーシーズンの先発決定を先送りしている一因かもしれない。先週のマイアミ遠征は、タゴヴァイロアがドルフィンズで迎えた昨季、自身最多のインターセプト15回を記録し、キャリア6年目の最後の3試合で先発を外されたことを改めて思い起こさせるものとなった。

水曜日にカニンガムは先発をまだ決めていないと認めている。

昨季、ペニックスJr.が先発した9試合でファルコンズは3勝6敗だった。ペニックスJr.はパス成功率60.1%、タッチダウン9回、インターセプト3回を記録。2024年のドラフト1巡目で指名されてからの2シーズンでは、タッチダウンパス12回、インターセプト6回をマークしている。

ペニックスJr.がスティーラーズ戦に先発して好プレーを見せ、ケガから完全に回復したことを証明すれば、ファルコンズは53名ロースターを調整し、QB3人体制に移行する可能性がある。

QBを4人登録した結果、チームが53名ロースターに残したランニングバック(RB)はビジャン・ロビンソンとブライアン・ロビンソンの2人だけとなった。3人目のRBであるタイラー・グッドソンは、16人で構成される練習生に登録されている。

「これにはロースターのやりくりという面も多少ある」とカニンガムは語った。

「QBが4人で、RBが2人だ。どこかのポジションを犠牲にしなければならない。おそらくシーズンが進むにつれて変わっていくだろう。今はこの53人でスタートするからといって、シーズン第18週も同じ53人だとは限らない」

【R】