ニュース

LAでのラムズとの“ホームゲーム”を失うも豪州での1戦に意気込むシャナハンHCと49ers

2026年09月08日(火) 13:20

サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン【AP Photo/Jeff Chiu, File】

サンフランシスコ・49ersはオーストラリアに到着し、長時間のフライトによる疲れもほぼ取れた。現在は現地11日(金)にメルボルンで行われるロサンゼルス・ラムズとのシーズン初戦に向けて準備を進めている。

49ersは先週水曜日にカリフォルニアを出発し、金曜日にオーストラリアへ到着した。選手たちは休日にメルボルンを散策するなどして過ごし、リフレッシュした状態で月曜日にAAMIパークで試合週最初の練習に臨んだ。一方、ラムズはまだロサンゼルスにおり、木曜日に到着する予定だ。

ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは次のように話している。

「慣れるまでに2日ほどかかったけど、今日はかなり調子がいい。街のほとんどは窓から眺めただけで、散歩には1回しか行けていない。コーチは選手とは少し事情が違うんだ。もうシーズン中だから、あまり外には出られない。でも選手たちは昨日が休みだったから、少し出歩いたようだし、街をとても気に入ったと話していた」

選手の中には、ラムズ戦が行われるメルボルン・クリケット・グラウンドでオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)の試合を観戦した者もいた。この会場では、オーストラリアで初めてとなるNFLレギュラーシーズンゲームが開催される。

スターランニングバック(RB)のクリスチャン・マカフリーは観戦には行かなかったものの、観戦したチームメイトから良い話を聞いたという。これまでのオーストラリア滞在を楽しんでおり、今回の長期遠征が実現したことも喜んでいる。チームのトレーニングスタッフの指示に従ったことで時差ぼけは大きな問題にならず、長時間にわたって機内で過ごしたことの方がつらかったと明かした。

現在は疲れも取れ、試合に向けた準備が整っている。

「みんな燃えているよ」とマカフリーは切り出し、こう続けた。

「本当に最高の経験になっている。もちろん、オーストラリアで試合をすると聞いたときは分からないことも多かった。でも、実際に来てみたら本当に素晴らしい。現地の人たちもすごく感じがいいし、食事もおいしくて、コーヒーも最高だ。試合に向けた盛り上がりも、すでに感じられる。ずっと楽しく過ごせているし、ここに来られて、みんなさらに気合が入っている」

当初、シャナハンは今回の遠征にそれほど乗り気ではなかった。ラムズとの開幕戦をオーストラリアで行うことが発表され、移動時間がはるかに短いうえに、49ersファンが多く集まるロサンゼルスで戦う機会を失ったからだ。

しかし、実際にオーストラリアを訪れ、試合に多くの49ersファンが来場する見込みだと聞いたことで、考えは変わりつつある。

「あのときの発言は、オーストラリアに何か不満があったわけではない。純粋に勝負の問題であり、17試合の一つひとつがどれだけ重要かという話だ」とシャナハンは語った。

「今回の遠征は素晴らしい経験だ。でも、ロサンゼルスでは毎年1試合、実質的なホームゲームがあるようなもので、それがわれわれのアドバンテージになっていた。ファンがスタジアムを埋め尽くしてくれるからだ。ラムズに楽をさせることになったのは残念だった。ただ、われわれのファンの行動力を考えれば、ここでもそれほど変わらないだろう。大勢来てくれると思っている」

「飛行機に乗った時点ですぐにそう思えたわけではない。でも、ここで数日過ごした今は、このタイミングで、この場所に来られて良かったと思っている。しかも、対戦相手はラムズだ」

49ersは月曜日、オーストラリアで今週初めてとなるフル練習を行った。その時点で、カリフォルニアはまだ日曜日の夜だった。

シャナハンは通常、試合週最初の練習日に負傷者情報を発表する。しかし、今回はそれを見送った。ラムズが負傷者情報を公表する必要があるのは、カリフォルニアで月曜日に行う練習時で、その時点でオーストラリアは火曜日になるからだ。

そのため、タイトエンド(TE)ジョージ・キトルやディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサらの状態が明らかになるのは、もう少し先となる。

「地元から見れば、われわれは未来にいて、ラムズは現在にいる。だから、ケガについて話す必要があるのは明日だ。今日は話さない」

一方、シャナハンはDEサム・オクワイノヌの負傷については明らかにした。オクワイノヌは、水曜日にオーストラリアへ出発する前に行われた最後の練習で足を骨折した。故障者リザーブ(IR)に登録され、シーズンの大半を欠場する見込みだ。

49ersは今季も、昨季と同じ8人をチームキャプテンに選んだ。クオーターバック(QB)ブロック・パーディーのほか、マカフリー、キトル、ボサ、フルバック(FB)カイル・ユーズチェック、オフェンシブタックル(OT)トレント・ウイリアムス、ミドルラインバッカー(MLB)フレッド・ワーナー、コーナーバック(CB)ディオモドアー・レノアーが務める。

【R】