試合間近でのオーストラリア遠征は最良のやり方だとラムズHCマクベイ
2026年09月08日(火) 15:55
ショーン・マクベイヘッドコーチ(HC)はNFLで一般的とされる常識に逆らうことを恐れてこなかった。ロサンゼルス・ラムズがシーズン初戦をオーストラリアで戦うというイレギュラーな状況に対しても、その姿勢は変わっていない。
ラムズは現地8日(火)夜に南カリフォルニアを出発し、サンフランシスコ・49ersとのシーズン初戦のほぼ24時間前である木曜日にオーストラリアに到着する。49ersとの試合は現地時間の金曜日10時35分にメルボルン・クリケット・グラウンドでキックオフの予定だ。
対する49ersは先週金曜日にメルボルンに到着し、1週間を現地で過ごすことになる。今回ラムズが臨む試合は、伝統的にクリケットやオーストラリアルールのフットボールが根づいている地で、これから行われていくだろうNFLレギュラーシーズンゲームの最初の1試合になると見込まれている。
マクベイHCは日曜日に「私たちが正しく、別のアプローチが間違っているというわけではない。これまでにやってきたことや、ここでの時間で学んできたことから、最良だと思うものをやっているだけだ」と話した。
今回の計画は、一部には昨年10月にロンドンでジャクソンビル・ジャガーズと対戦した際のやり方から影響を受けているという。その際、ラムズは日曜午後のキックオフに向けて、土曜日の朝に現地入りしていた。ラムズはウェンブリー・スタジアムにて、35対7で快勝している。
しかしながら、それはボルティモア・レイブンズと対戦してから1週間を東海岸で過ごした後でのことであり、その影響でフライト時間が短くなっていたのに加え、新たなタイムゾーンに適応することによる影響も小さくなっていた。今回、ラムズは約15時間を空の上で過ごすものの、全選手とコーチにフルフラットシートが用意されている。
クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは「俺たちはできるだけ普段通りにやろうとしているだけだ」と話した。
「日曜日は俺たちの世界では水曜日みたいなものだ。水曜日、木曜日、金曜日を過ごして、飛行機に乗って行く。そういうことはやった経験はあるし、逆方向もある。いろいろやってきた。去年のロンドンもそうだった。でも、俺たちにはうまくいっているように思う」
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区の2チームが対照的なルートを通っていかに戦うか、そして、以降の数週間をどう過ごすかは、リーグの各チームにどのモデルがより成功に近い、模倣すべきやり方かを示すことになるかもしれない。
今季は9つのインターナショナルゲームが組まれている。NFLオーナーらは5月に、現在のCBA(団体労働協約)下で、2027年からは最大10試合のインターナショナルゲームを開催することに合意した。NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは全チームが各シーズンに1試合のインターナショナルゲームに参加し、最大で16試合とすることへの興味を示していた。
リーグはすでに、メルボルンでの試合開催について州の公式観光局である『Visit Victoria(ビジット・ビクトリア)』と複数年契約を結んでいる。
NFLはラムズに日本、韓国、中国でのグローバルマーケティング権を付与しており、オーストラリアおよびニュージーランドでのマーケティング権を持つチームは他に3チームがある。マクベイHCとそのチームにとって、今回はこれから何度も続くオーストラリアもしくは環太平洋への長旅の最初の1回になるのかもしれない。
「何名かで試してみて、ポジティブな結果だと感じており、それがこのアプローチになった」とマクベイは話した。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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