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ベアーズがタイタンズとの大型トレードでDTシモンズを獲得

2026年10月30日(金) 09:44

テネシー・タイタンズのジェフェリー・シモンズ【Perry Knotts via AP】

シカゴ・ベアーズは2026年シーズンのスーパーボウル出場に全力を傾けている。

ベアーズがテネシー・タイタンズとのトレードでオールプロのディフェンシブタックル(DT)ジェフェリー・シモンズを獲得する。タイタンズが現地29日(木)に発表した。

タイタンズは2027年および2028年ドラフトの1巡目指名権に加え、2027年4巡目指名権を手にする。一方、ベアーズは2028年5巡目指名権も受け取る。

第一報を伝えたのは『The Ringer(ザ・リンガー)』のトム・ペリセロだった。

インディアナポリス・コルツの大胆な選手放出をきっかけにリーグを揺るがす動きが続く今週、ベアーズはそれらを上回る大型トレードに素早く踏み切った。そこに、ベアーズが今季に抱く期待が見える。ベアーズは評価の高いディフェンシブタックルを獲得すべく、今後2年の1巡目指名権を手放した。レギュラーシーズン後半戦に向け、シモンズはベアーズ守備陣のフロントラインを即座に強化する存在となる。

タイタンズのオーナーであるエイミー・アダムス・ストランクは声明の中で「ジェフ・シモンズはめったにいないような人です。彼がこのチームとこの街にしてくれたことに、私たちはずっと感謝しています。フィールド上での圧倒的な存在感もさることながら、フィールド外での貢献はそれを上回るものでした。彼はナッシュビルに、フットボール以上のものを与えてくれました。“Give ‘Em A Reason Foundation(ギブ・エム・ア・リーズン財団)はテネシー州中部やミシシッピ州の人々の人生を変えました。彼がどこへ行こうとも、それは続くと確信しています」と述べた。

キャリア全盛期にあるシモンズは、力のある粘り強いプレーとたゆみない努力で相手攻撃陣のリズムを崩してきた。試合中によく着用する赤いスリーブと相まって、その姿は映像で見るとより存在感を増す。ファッションはともあれ、身長約193cm、体重約138kgのシモンズは、苦戦が続くタイタンズにおいて、数少ない、もしくは唯一と言っても良い、希望の星だった。日曜日に勝つことができなくても、少なくともシモンズが見事なプレーを見せてくれることには期待できた。

シモンズがフットボール通からすればあまりに遅すぎたと感じられるオールプロ選出を果たしたのは、2025年のこと。この働きにより、タイタンズと6月に保証される1億ドルを含む3年1億0,580万ドルの延長契約を結ぶに至った。新ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが就任する中、シモンズはフランチャイズの要石という立場を確かなものにしていた。

そこからほぼ5カ月(そして1勝6敗でのシーズンスタート)を経て、シモンズは荷物をまとめてシカゴへ向かう。5勝2敗でタイトル争いに期待をかけるベアーズは、マンデーナイトフットボールで昨年度王者のシアトル・シーホークスと戦う予定だ。

シモンズが加わるディフェンシブフロントは、エッジラッシャーのモンテス・スウェットが2試合の出場停止処分から復帰するところであり、他にベテランのグレイディー・ジャレットを擁している。しかし、スーパーボウル出場の可能性がある他のチームに比べ、圧倒的な破壊力が不足しているのは明らかだ。シモンズにはそれがある。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、シーズン第8週を迎えた段階でシモンズが記録しているプレッシャー28回は、ディフェンシブタックルの中で最多だという。ダブルチームだった際はプレッシャー10回、サック3回をマークしており、同じポジション内ではこちらもリーグトップの記録。また、ランストップ21回も、ディフェンシブタックルとしては2位タイだ。

シモンズがベアーズの2026年の目標を達成する、もしくはそれに近いところにつけるのを助けた場合、ベアーズがタイタンズに送った1巡目指名権の順位は後退し、その価値もやや下がることになる。とは言え、1巡目指名権――ドラフトで最も価値ある資産――であることには変わりない。それでもベアーズが大胆な動きを敢行したのは、スタークオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズをはじめとし、若手の主力選手がルーキー契約でプレーしている今こそ勝負時だと判断したからだ。

ジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ポールズは機を見きわめ、大きな武器を木曜日に手に入れた。

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