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【2016年ディビジョナル】猛攻のファルコンズ攻撃陣がシーホークスを圧倒、NFC決勝へ

2017年01月15日(日) 10:35

アトランタ・ファルコンズのマット・ライアン【AP Photo/David Goldman】

現地14日(土)、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ディビジョナルラウンド1戦目は第2シードのアトランタ・ファルコンズが第3シードのシアトル・シーホークスをホームに迎えて対戦した。レギュラーシーズンで爆発的な勢いを見せたファルコンズ攻撃陣はこの試合でもシーホークスを圧倒。36対20で完勝し、次のNFC決勝へと進出した。

最初の攻撃、シーホークスはランニングバック(RB)トーマス・ロールズのランで敵陣に攻め込み、ゴール前7ヤードからタイトエンド(TE)ジミー・グラハムがタッチダウン。ファルコンズもクオーターバック(QB)マット・ライアンがパスを次々に決め、ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズがタッチダウンに成功。7対7と両チームとも好調な立ち上がりを見せた。シーホークスは次の攻撃でもフィールドゴールで追加点。しかし、自陣4ヤードからの攻撃ではQBラッセル・ウィルソンがオフェンシブラインの選手と足がからんでエンドゾーンに転倒してしまう。これがセーフティとなって2点を献上した。ファルコンズはさらにフィールドゴールを決めて逆転に成功した後、次の攻撃でもRBテビン・コールマンが14ヤードパスをキャッチしてタッチダウン。19対10とファルコンズがリードして前半を折り返した。

第3クオーターでもファルコンズの猛攻は止まらず、QBライアンのパスでゴール前まで攻め込むと、RBデボンタ・フリーマンがエンドゾーンに走り込んで点差を広げている。シーホークスがフィールドゴールで点を加えた後も、ファルコンズ攻撃陣は第1ダウンを次々と更新。RBデボンタ・フリーマンはパスをキャッチした後のランで53ヤードと大きく前進した。

第4クオーターではファルコンズがフィールドゴールを成功させて得点は29対13に。中盤には、シーホークスが敵陣36ヤード地点から第3ダウン16ヤードで放ったパスを、フリーセーフティ(FS)リカルド・アレンがインターセプト。ファルコンズは敵陣46ヤードから攻撃を始め、WRモハメド・サヌーがタッチダウンをマークした。36対13とリードを広げられたシーホークスはキックリターンでWRデビン・ヘスターが敵陣31ヤード地点までボールを戻した後、WRダグ・ボールドウィンへのパスでタッチダウンするも、オンサイドキックは失敗し、次の攻撃では再びパスをインターセプトされた。残り時間2分を切り、ファルコンズはビクトリーフォーメーションからニーダウン。36対20でシーホークスに完勝した。

シーホークスQBラッセル・ウィルソンはパス30回中17回成功、225ヤード、2タッチダウン、2インターセプト。

ファルコンズQBマット・ライアンはパス37回中26回成功、338ヤード、3タッチダウン。

ファルコンズは来週、現地15日に行われるグリーンベイ・パッカーズ対ダラス・カウボーイズ戦の勝者と、NFC頂上決戦に挑む。