シーズン中に見せたサイドラインのキッキングネットとの格闘から度が過ぎたプレーオフ前の海上パーティまで、NFL選手の中で1番動向を観察されている人物がベッカムだろう。

キャリアを通してみてもベッカムは勘違いされやすい人物だとブライアントは語る。サイドラインでの怒りの爆発など、フィールド外での行動は全てチャンピオンへの執着心から来ているものだというのがブライアントの考えだ。

ブライアントは「彼の才能はほとんどの人には理解できない。批判もしたくなるだろう。理解できないから、彼についてしゃべりたくなるんだ。彼は四六時中フットボールのことを考えている。オデルはこのフットボール界で最強、そして、最高の選手だ」と語っている。

時に、ブライアントやベッカムなどの選手同士のリアクションは、外野のわれわれがどんなに選手を理解していないかということを教えてくれる。