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ペイトリオッツFSマッコーティ、ファルコンズWRジョーンズを止めるのは“タフ”

2017年01月31日(火) 15:55


アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/David Goldman】

アトランタ・ファルコンズのスターワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズがすさまじいシーズンを送っている。とりわけ、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦、グリーンベイ・パッカーズに勝利を収めた試合では合計180ヤード、2タッチダウン、9キャッチと大暴れだった。一体どうすれば彼を止められるのだろうか。

ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチック政権下、ペイトリオッツは常に相手ナンバーワンの攻撃選手を止めるための規則的な戦略を練り続けてきた。ピッツバーグ・スティーラーズのWRアントニオ・ブラウンでさえもその術中にはまっている。ブラウンはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦で7キャッチ、77ヤードと、いつもの圧倒的なパフォーマンスは鳴りを潜めた。

今、ペイトリオッツはファルコンズが誇る最強のWRを止めることしか念頭にないはずだ。現地30日(月)、第51回スーパーボウルのオープニングナイトでベリチックは『NFL Network(NFLネットワーク)』のウィリー・マギネストに対し、「フリオ・ジョーンズには敬意を表したい。彼はとんでもなく、すごい選手だ。(アラバマ大学)コーチの(ニック)セイバンともたくさん話した」と語った。さらに、「彼は体も強く、競争心もあって、なおかつブロックにもうまさがある。レシーバーとしてのキャッチ後の動きも見事だ。フリオに対しては一目置いている。彼のキャリアは素晴らしい。間違いなく日曜日に一番厄介(やっかい)な相手となる」と続けている

ペイトリオッツのフリーセーフティ(FS)デビン・マッコーティもジョーンズに関して同様のコメントを残した。

マッコーティは「彼を止めるのは難しい。タフな相手だ。約2mで100㎏、それでいて40ヤードは4.3秒台の男だ。前にも言ったが、全員で彼を止めにいく必要がある。1対1で彼を目立たせてはダメだし、彼を自由に動かすわけにはいかない」と発言した。

ペイトリオッツがいかにジョーンズを抑え込むのか、今週末が待ち遠しい。