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「自信はある」とライアン、ブレイディは「目標達成に集中」

2017年01月31日(火) 18:05


オープニングナイトで報道陣の質問に答えるニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【NFLJapan.com】

現地29日(日)にテキサス州ヒューストン入りしたアトランタ・ファルコンズに続き、ニューイングランド・ペイトリオッツ一行が到着した翌30日夜には両チームが顔を揃えてオープニングナイトが開催された。

第51回スーパーボウルの戦いの火蓋が切られるまであと6日、1万0.246人のファンが集まったミニッツメイド・パークでは盛大な入場セレモニーの後、インタビューセッションが行われ、詰めかけたメディアがこぞって各選手のコメントを求めた。特に報道陣が殺到したのは、やはり両陣営のクオーターバック(QB)、マット・ライアン(ファルコンズ)とトム・ブレイディ(ペイトリオッツ)だ。

大勢のメディアに囲まれながら「自信はあるよ」と強調したライアンは今回が初めてのスーパーボウル出場とは全く感じさせない落ち着きぶりを披露し、「オレたちはとても良いチームだし、皆が毎日の練習でハードワークに励んでいる。これまで自分たちがやってきたことを信じて全力を尽くす。ちゃんと正しい道を歩んできたと思っているし、その中で勝利を重ねてここまでこられたんだと思う」と続けている。

一方、百選練磨のブレイディも「今、自分の人生でやるべきことは、日曜日のゲームに向けてしっかりと準備することだけ。目の前にある目標を達成するために集中して取り組む。先週からずっとポジティブに考えながら準備してきた。自分はポジティブなタイプだと思うし、きっとうまくやれると信じている。チームメイトに対してもポジティブな影響を与えられるようにと考えているんだ」と静かにその闘志を燃やす。

また、報道陣から自らにとってのヒーローは誰かとの質問を受けたブレイディは「ヒーローは父だよ。オレは父の背中を毎日見ながら育ったんだ・・・」と、感極まって言葉を詰まらせるシーンも見られた。

2016-2017年シーズンのNFL頂点を決める一戦では、ともにMVP候補と言われる2人のQBの対決に注目だ。