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カウボーイズがTEウィッテンと契約延長
2017年03月29日(水) 12:15サラリーキャップ調整を巧みにこなしたダラス・カウボーイズがタイトエンド(TE)ジェイソン・ウィッテンをチームに残留させることに成功した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、現地28日(火)に結ばれたこの契約は2021年までの4年の契約延長であり、『ESPN』が最初に報道したという。当初2017年に受け取る予定だった額からは多少の減額があったものの、35歳になるウィッテンは理論上これで39歳の年までカウボーイズの契約下に置かれる。
鉄人TEとも称されるウィッテンがその年齢まで現役を続けている姿は容易に想像がつく一方、この契約はいわゆる帳簿のすり合わせの一環でもあった。ウィッテンの占める金額は今年、チームのキャップに対して1,226万2,000ドル(約13億6,300万円)に達していたのだ。
1,089回のレシーブを積み上げてきたウィッテンはチーム記録の保持者でもあり、ヤード数もチーム史上第2位、タッチダウン数も第4位となっている。そんなウィッテンがカウボーイズでキャリアの幕を閉じることには何の疑いもなく、そう考えれば少しばかりの減額も受け入れやすいだろう。