ペイトリオッツが3巡目全体83位で初指名、DEデレック・リバース獲得
2017年04月29日(土) 13:47ニューイングランド・ペイトリオッツが3巡目(19チーム目)にして今ドラフト最初の指名を行った。全体83位でペイトリオッツから指名を受けたのはヤングスタウン州立大学のディフェンシブエンド(DE)デレック・リバース。
2012年ドラフトでも83位指名が今回同様にドラフト最初の指名となったペイトリオッツ。同年、ペイトリオッツの初指名後にはオークランド・レイダースとニューオーリンズ・セインツもそれぞれ95位と89位に同年ドラフトの初指名に臨んでいる。
身長約193cm、体重約112kgのリバースは大学4年間で37.5サック、173タックルを積み上げた。大学フットボール界の相手QBにとってリバースほど邪魔な存在はいなかっただろう。
『NFL Network(NFLネットワーク)』で解説を務めるマイク・マヨックはリバースがアウトサイドラインバッカーとパスラッシャーの両方をこなす起用さを持ち合わせていると報じた。ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックが無類のユーティリティプレーヤー好きであることは周知の事実だろう。
この後、ペイトリオッツは3巡目にしてデトロイト・ライオンズとのトレードアップを行っている。ライオンズに96位指名権と4巡目124位の指名権を譲渡したペイトリオッツは全体85位の指名権を獲得。ライオンズから得たこの指名権でトロイ大学出身、身長198cmと大柄なオフェンシブタックル(OT)アントニオ・ガルシアを指名している。チームはタックル(T)ネイト・ソルダーが契約年となる今年、レフトタックルの長期的な保険としてガルシアを選択したのかもしれない。