NFL広報担当官は現地6月30日（金）、NFLの薬物乱用政策に違反したことに対する支払いを怠ったとして、ボルティモア・レイブンズのバックアップタイトエンド（TE）ダレン・ウォーラーが少なくとも1年の出場停止処分を受けたと発表した。

レイブンズがトレーニングキャンプ前にTEを失ったのはウォーラーで2人目。レイブンズはすでに腰のケガを再発させたベテランのスターター、デニス・ピッタを放出している。

レイブンズは2015年ドラフト6巡目でウォーラーを獲得。ワイドレシーバー（WR）からTEに転向したウォーラーは2シーズンを通して、18試合中4試合に先発出場し、キャリア通算で23回のターゲットで12レシーブ、103ヤード、2タッチダウンをマークした。

幸い、レイブンズはTEに堅実な選択肢を持ってOTA（チーム合同練習）を実施しており、ロースターにはクロケット・ギルモア、ベンジャミン・ワトソン、マックス・ウィリアムズ、ニック・ボイル、ライアン・マレックらがまだ残っている。