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パンサーズQBニュートンが肩の痛みでスロー回避
2017年08月02日(水) 10:43トレーニングキャンプを開始したカロライナ・パンサーズは大黒柱のクオーターバック(QB)キャム・ニュートンに対する慎重な姿勢を崩さない。
現地1日(火)、ニュートンが練習中にスローを行うことはなく、セッションの終了間際に軽くフィールドを覗くにとどまった。
練習後、ヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは記者に対してニュートンは朝のウォーミングアップを開始した際、肩に軽い痛みを感じたようだと明かした。
チーム公式サイトのマックス・ヘンソンによると、リベラHCは「ニュートンは今朝、アップを始めた時に少しばかり肩に痛みがあると感じたようだ。焦る必要などない。彼にスローをさせて状況を悪くするわけがないだろう。肩に痛みがある中で投げさせることには全く意味がない」と語ったようだ。チームが肩の手術明けであるエースQBを急かすことはなかった。
パンサーズが先月中盤まで一切ボールを投げていない同QBに対して安全策を採るのは当然のことと言えよう。同チームはキャンプにおけるニュートンの動きを一時的に制限する可能性が高い。張りや痛みがある中、選手のフィールド復帰を急かすことで利益になることは何一つもない。
この日の練習に欠席したのはニュートンだけではなかった。同HCによると、レフトタックル(LT)マット・カリルもまた鼠径部(そけいぶ)に痛みを抱えているようだ。故障歴のある同選手ゆえに、チームは慎重に経過観察を進めていく必要がある。