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ドルフィンズ、QBタネヒルの手術も検討

2017年08月05日(土) 10:23

マイアミ・ドルフィンズのライアン・タネヒル【AP Photo/Denis Poroy】

ライアン・タネヒルの状況について、マイアミ・ドルフィンズはまだ取るべき行動を決められていない。

ヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズは現地4日(金)、木曜日に左膝を傷めて練習を離脱したタネヒルに手術が必要なのか、単に休養すれば良いものなのか、まだ判断がくだされていないと明かしている。ゲイズHCによれば、いずれの選択肢もまだ検討されているという。

「いろいろな人と話しており、すべての適切な情報を得られるようにしたいと思っている。その上で判断を下したい。今はまだあらゆる選択肢が検討されている。これからも多くの人と話していくつもりだ」

ゲイズの発言はこれよりも前に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニング・キャンプ・ライブ)”の中で伝えた内容と合致する。ラポポートはドルフィンズが最善の手順を取る上で、あらゆる治療方法を検討していると報じていた。いずれにせよ、タネヒルは今回のケガである程度の期間をロスすることになりそうだ。

タネヒルは昨季も同膝のACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を部分損傷しており、レギュラーシーズン最後の3試合を欠場したほか、ピッツバーグ・スティーラーズと対戦したワイルドカードでは敗北を喫している。ドルフィンズはタネヒルの治療に手術を選択しておらず、今になってその判断を後悔しているかもしれない。

少なくともプレシーズンの試合でタネヒルの姿を見る可能性は低く、そうなった場合、ドルフィンズがクオーターバック(QB)に新たな人材を加えるかどうかが問題だ。ゲイズは現時点でマット・ムーアが先発になると述べつつも、それ以上の説明はしなかった。

「今はマットがわれわれのクオーターバックだ。ライアンの件がどうなるかを決めなければならず、それ以上の判断はその後に行うことになるので、どこに進むべきかもそれらを踏まえて考える」