チーフス新人RBカリーム・ハントが月間MVP受賞
2017年09月29日(金) 13:40カンザスシティ・チーフスの新人ランニングバック(RB)カリーム・ハントがプロの舞台で最高のスタートを切った。
3試合を通してハントはランヤード(401ヤード)、スクリメージヤード(538ヤード)、1キャリー平均ヤード(8.53ヤード)、1タッチ平均ヤード(9.6ヤード)と、最低20キャリー以上をこなしている選手の中でも多数のカテゴリーでリーグを独走中だ。ハントによる401ランヤードはリーグ2位のダルヴィン・クック(ミネソタ・バイキングス)と113ヤードの差をつけてのもの。1950年以降、シーズンの開幕3試合で最低40キャリー以上をこなした選手の中、ハントによる1キャリー平均ヤードを上回っているのは1963年に同平均8.58ヤードを記録したジム・ブラウンのみだ。ハントはまた、NFL史上初となる3試合連続50ヤード以上のタッチダウンを記録した選手となった。これらの圧倒的な成績を残したハントが満場一致でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)攻撃部門の月間MVPに輝いた。
【AFC】
<守備部門>
OLBメルビン・イングラム:ロサンゼルス・チャージャーズのアウトサイドラインバッカー(OLB)イングラムが今月だけで5.5サックを計上。第3週のカンザスシティ・チーフス戦では3サックを記録し、圧倒的な活躍を見せた。
<スペシャルチーム部門>
Kライアン・サコップ:11回中10回のフィールドゴールアテンプトに成功したテネシー・タイタンズのキッカー(K)サコップ。彼はエクストラポイントでも8回のチャンス全てで成功を収めている。
【NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)】
<攻撃部門>
RBトッド・ガーリー:ハントほどの活躍とまではいかないが、ロサンゼルス・ラムズのRBガーリーは241ランヤード、140レシーブヤード、6タッチダウンと素晴らしいパフォーマンスを披露した。
<守備部門>
DEデマーカス・ローレンス:今週のマンデーナイトに行われたアリゾナ・カーディナルス戦、3サックを記録したローレンスがその結果に満足することはなかった。それでも第1週のデンバー・ブロンコス戦、第2週のニューヨーク・ジャイアンツ戦で合計3.5サックを記録し、現時点でのシーズン合計サック数(6.5)がリーグトップとなっているローレンスが異論なく月間MVPに選出された。
<スペシャルチーム部門>
Kマット・プレイター:デトロイト・ライオンズのKプレイターは6度のキックチャンスで全てに成功。第1週のカーディナルス戦では58ヤード、第2週のジャイアンツ戦では56ヤード、第3週のアトランタ・ファルコンズ戦では57ヤードからのキックを見事に決めた。プレイターはまた、7度のエクストラポイントアテンプトでもミスがない。
【S】