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バッカニアーズ、Kフォークを見限ってKマレーを獲得

2017年10月10日(火) 16:53

タンパベイ・バッカニアーズのニック・フォーク【AP Photo/Jason Behnken】

タンパベイ・バッカニアーズが新たなキッカー(K)に切り替える。

現地9日(月)、バッカニアーズは負の流れを断ち切れなかったニック・フォークに代えて、ニューオーリンズ・セインツ、クリーブランド・ブラウンズを渡り歩いたKパトリック・マレーを獲得した。

同チームによると、マレーと共にカイロ・サントス、マイク・ニュージェント、アンドリュー・フランクス、ジョシュ・ランボーらもワークアウトに参加していたが、最終的にバッカニアーズのKの座を射止めたのがマレーだったとのことだ。

マレーは2014年にもバッカニアーズに在籍しており、この年の彼は24回中20回のフィールドゴールアテンプトで成功を収めている。先シーズンはブラウンズでの出場が2度にとどまっていた26歳のマレーは今年のトレーニングキャンプ中にセインツからカットされていた。

短距離からのキックミス、決めることが前提のエクストラポイントでのミス、終盤での痛い取りこぼしなど、過去2年にわたって何度も見られた単純なミスを減少させることがマレーに託される役割となる。

先シーズンにミスを連発していた元ドラフト2巡目指名選手のロベルト・アグワイヨはフォークによって先発の座を奪われていた。しかし、そのフォークでさえも先週のシーズン第5週、ニューイングランド・ペイトリオッツとのサーズデーナイトゲームでは3度にわたってキックミスしている。19対14で黒星を喫したバッカニアーズはこのミスによって接戦を勝ち切ることができなかったとも言えよう。

マレーに対して絶対的信頼があるとは言い難いものの、プレーオフ進出を目指すチームにとっては何よりもまずキックの安定感が重要となる。

【S】