クオーターバック（QB）テディ・ブリッジウォーターがロースターに復帰したこともあり、ミネソタ・バイキングスのQB交代はもうまもなくのことと予想されていた。

しかし、ブリッジウォーターのロースター復帰が逆にQBケイス・キーナムのハートを焚きつけたのだ。11月に3勝0敗、タッチダウン7回、インターセプト2回というパフォーマンスを披露し、チームを9勝2敗へと導いたキーナムがNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）攻撃部門の月間MVPに輝いた。

キーナムがこのような賞を受けるのはキャリアを通して初めてのこと。バイキングスの歴史を通してもQBが月間MVPを獲得したのはブレット・ファーブ（2009年）、ダンテ・カルペッパー（2003年、2004年）、ランドール・カニンガム（1998年）、ウォーレン・ムーン（1995年）に次ぐ5人目となった。

残りのシーズンやプレーオフでもキーナムがミネソタの先発の座をキープするのかどうか、確定的なことは言えないが、今はその見事なプレーを称えよう。

以下に11月の月間MVPを受賞したその他の選手たちを紹介する。

【NFC】

守備部門：ディフェンシブエンド（DE）キャメロン・ジョーダン（ニューオーリンズ・セインツ）

スペシャルチーム部門：キッカー（K）グレッグ・ズーライン（ロサンゼルス・ラムズ）

【AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）】

攻撃部門：QBトム・ブレイディ（ニューイングランド・ペイトリオッツ）

守備部門：コーナーバック（CB）ケイシー・ヘイワード（ロサンゼルス・チャージャーズ）

スペシャルチーム部門：Kジャスティン・タッカー（ボルティモア・レイブンズ）

【S】