カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ（HC）アンディ・リードは現地6日（水）、先のニューヨーク・ジェッツ戦における行動を理由に、コーナーバック（CB）マーカス・ピータースを次のオークランド・レイダース戦で出場停止処分を科すと明かした。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、ジェッツとの試合中にもかかわらずピータースがフィールドを去ったとして、無報酬で試合出場を停止するという。チーフスはジェッツに38対31で敗北を喫した。

2ポイントコンバージョンにトライした際、チームメイトのCBスティーブン・ネルソンがディフェンシブホールディングを取られたことを受けてペナルティフラッグを観客席に投げたピータースは、アンスポーツマンライクコンダクト（スポーツマンらしからぬ行為）でペナルティを受けており、退場処分を科せられると思ったようで試合が続いているにもかかわらず、ロッカールームへと引き上げてしまった。退場になっていないことを知らされると、ソックスを履かずにフィールドに戻ったピータースだが、試合に出場することはなかった。

試合翌日の4日、リードは報道陣にピータースの処罰を決めていないと明かしながらも、「ああいうことをするのは間違っている」と述べていた。

チーフスはオークランド・レイダースとの重要な一戦をピータースなしで挑むことになる。シーズン第14週、レイダースにはワイドレシーバー（WR）マイケル・クラブツリーが出場停止処分明けで復帰すると共に、WRアマリ・クーパーもケガから復帰する可能性がある。

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