脊髄負傷のスティーラーズLBシェイジアーがピッツバーグに帰還
2017年12月07日(木) 09:17ピッツバーグ・スティーラーズは現地6日(水)、4日に行われたシンシナティ・ベンガルズ戦で脊髄(せきずい)を負傷し、治療を継続しているラインバッカー(LB)ライアン・シェイジアーがピッツバーグに帰還したと発表した。
シェイジアーはピッツバーグ大学メディカルセンターの施設で治療を受けているといい、容態については検査と査定を続けていく予定だという。
試合中、ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・マローンの太ももとぶつかり、背中を痛めたシェイジアーはバックボードに乗せられ、カートでフィールドから退場。その後、病院に搬送されていた。試合はスティーラーズが23対20で逆転勝利を挙げている。
試合終了からまもなくして発行されたチームの声明で、ジェネラルマネジャーのケビン・コルバートはシェイジアーが搬送先の病院でCTスキャンとMRIを撮影したことを明かしつつ、現段階で手術の必要はないと説明していた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは5日、情報筋の話として、シェイジアーの下肢にいくらか運動があり、明るい兆しを見せていると報じた。医師がラポポートとアディティ・キンカブワラに伝えたところによれば、一度にすべての動きが戻るわけではないとのこと。
シェイジアーの状態についてはケガの腫れが引いた後にもう少し分かると見られており、キンカブワラはマンデーナイトフットボールの試合後にコルバートがチームオーナーであるアート・ルーニー二世、ヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンと共に病院を訪れたとも報じている。
トムリンHCは5日、メディアに対してシェイジアーの容態に関する新たな情報はないと語った。
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