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ベンガルズSイロカの処分は出場停止から罰金410万円に変更

2017年12月07日(木) 08:58


ピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウンとシンシナティ・ベンガルズのジョージ・イロカ【Paul Spinelli via AP】

決して安くは済まなかったものの、ジョージ・イロカの1試合出場停止処分が取り消しになった。

NFLは現地6日(水)、控訴判事のダーリック・ブルックスがシンシナティ・ベンガルズのセーフティ(S)イロカの処分を3万6,454ドル50セント(約410万円)に削減したことを発表。

イロカは4日に行われたピッツバーグ・スティーラーズ戦で、試合を振り出しに戻すタッチダウンを決めたスティーラーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンに対する頭部へのヒットが違反とみなされ、処分を科されていた。

控訴の結果についてイロカ側は次のようにコメントを発表している。

「控訴判事のダーリック・ブルックスがジョージ(イロカ)に対する処分を、同様のプレーに関わった選手が受けたのと同じように、1試合の出場停止から罰金に還元してくれたことをうれしく思う。われわれは今現在もジョージがあのプレーで何ら間違ったことをしていないと考えており、ヘルメット同士の接触はアントニオ・ブラウンが接触に備えて頭を低くした結果、発生したものと考えているが、出場停止処分は途方もない処分だと訴えてきた。われわれの懸念に理解を示し、適切な判断を下してくださったデリックに感謝申し上げる」

イロカの処分が罰金になったことで、シーズン第14週に対決するシカゴ・ベアーズ戦への出場が可能となった。

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