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NFLがコミッショナーのロジャー・グッデルと契約延長

2017年12月07日(木) 08:36

ロジャー・グッデル【AP Photo/Julie Jacobson】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地6日(水)に入手した報酬委員会からNFLオーナーに送付された覚書によれば、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルがリーグとの契約延長に合意したようだ。

報酬委員会は覚書に今回の契約は「リーグ関係者を代表してコミッショナーおよび(ファルコンズオーナーの)アーサー・ブランクによって調印された」と記している。

2006年にポール・タグリアブからコミッショナーを引き継いだ現在58歳のグッデルが初めてNFLに加わったのはインターンだった1982年にさかのぼる。

NFLチームオーナーに宛てて送られたグッデルの契約延長調印に関する報酬委員会の覚書は以下の通り。

<覚書>

オーナー各位

報酬委員会を代表して以下の伝達事項をご確認ください。

皆さま

先だって、グッデルコミッショナーの雇用契約延長に関する交渉について個々にお知らせしていたように、交渉に際して契約延長の詳細を皆様方と見直して参りました。報酬委員会は満場一致で今回の契約を支持すると共に、2017年5月の会合にてオーナー方に概説した財政的および、その他の関連事項について“市場”補償に十分整合しており、オーナーシップにおいて最大の利益になると考えております。また、5月に満場一致の決議となったことを受け、本件に関するこれ以上の論争を回避するためにも、これまでのやり取りの中でわれわれは協定に合意すべきとの強力かつ一致した考えを伝えてまいりました。その上で、オーナーシップのほぼ満場一致のコンセンサスを得て契約延長に調印する旨、謹んでご報告申し上げます。

それに伴い、リーグ関係者を代表してコミッショナーおよびアーサー・ブランクにより、拘束力のある契約更改に調印がなされたこと、オーナーの皆さまにお知らせいたします。

本件が解決に至った喜びを感じると同時に、パートナーの方々より頂戴した力強い支援に感謝申し上げます。とりわけ、数多くのオーナーの皆さまがかつてないほどリーグ情勢に従事すると誓約してくださったこと、リーグに関する重要事項についてコミッショナーやリーグスタッフとより密接に取り組んでいきたいと切望してくださったことをうれしく思います。オーナーシップが活発かつ団結しているNFLは最強である、と、皆さま方、そしてコミッショナーに代わり申し上げます。

12月13日にダラスで行う特別会合にて皆さまにお目にかかること、そしてパートナーシップとして、リーグが直面する重要事案について共に解決に向けて取り組んでいくことを楽しみにしております。

報酬委員会
アーサー・ブランク(会長)
クラーク・ハント
ロバート・クラフト
ジョン・マーラ
ボブ・マクネア
アート・ルーニー

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