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FAとなる可能性が高いバイキングスQBブリッジウォーター

2018年02月28日(水) 10:58

ミネソタ・バイキングスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Alex Brandon】

数カ月間に及んだミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターの新人契約に関する憶測の嵐がどうやら終わりを迎えそうだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地27日(火)、バイキングスがオプション行使をせずに2014年ドラフト1巡目指名選手との4年契約を終了させ、ブリッジウォーターをフリーエージェント(FA)にする見込みだと報じた。ラポポートはまた、両サイド共に契約状況については同意しているようだとも伝えた。

ブリッジウォーターがFAとなる可能性は高いものの、正式な決定はまだ何も下されていない。これはNFLのスポークスマンであるブライアン・マッカーシーが『NFL.com』に対して認めている。

これでバイキングスからは3人のQB中2人の流出が確定的となった。ケイス・キーナムはフランチャイズ指定を受けない予定であり、今やブリッジウォーターも契約を更新して5年目のシーズンをミネソタで迎えることはなさそうだ。さらに、サム・ブラッドフォードに関してもじきにFAとなる見込みが強い。

2018年度のバイキングスはQBの3人を全員放出するのかもしれない。現在球界で最もうわさされているのはバイキングスがFAのカーク・カズンズを本気で狙っているというもの。来たる3月14日(水)、カズンズはFA市場で最も高額を受け取るプレーヤーとなるだろう。

FA市場においてブリッジウォーターがどのような評価を受けるかは興味深いところだ。25歳とまだ若いQBは過去2年間、ほとんど試合に出場していない。ブリッジウォーターは2016年のプレシーズン中に膝の大ケガを経験。それでも、健康時はキャリアのパス成功率64.7%を記録する正確なスローが持ち味で、そのすばらしいリーダーシップにも定評がある。ブリッジウォーターはプロ2年目にチームを地区タイトル制覇に導いた。だが、その故障歴ゆえに、大型契約を提示するリスクを取る球団が現れるかどうかには疑問符がつく。

これらは全て3月が目前に迫る中でのうわさであり、QB情報に関する大騒動は今後もまだまだ継続されるようだ。

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