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パンサーズの売却先は5月に投票で決定か

2018年03月01日(木) 09:50


カロライナ・パンサーズ【AP Photo/Bob Leverone】

カロライナ・パンサーズの売却については今年5月に開催される春期リーグミーティングでオーナーらによって議論され、投票が行われるようだ。これは情報筋の話を元に、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地28日(水)に報じたもの。

ラポポートはまた、リーグが当初、パンサーズ売却の投票を3月中に開催される年次リーグミーティングの中で行う予定であったとも伝えた。

ヘッジファンドでマネジャーを務め、億万長者とされる慈善活動家のデイビッド・テッパーがパンサーズ購入の筆頭候補とされている。これは一連のプロセスに詳しいチームの上級役員がNFLネットワークのマイク・ガラフォロに対して先月初旬に伝えた内容だ。その他の情報からしても、テッパーがパンサーズの“総支配人”となる確率が高そうだとガラフォロは繰り返し述べている。

ガラフォロは加えて、南カロライナの経営者であるベン・ナバロもチーム購入に興味を示している人物で、入札に参加する予定だとも報じた。

この売却が正式なものとなるにはNFLチームオーナーらの4分の3からチーム購入の承諾を得る必要がある。

職場での性的差別と人種差別発言問題が表面化した元オーナーのジェリー・リチャードソンは自身に対する調査が行われる中、昨年12月にチーム売却の意志を表明した。1月、パンサーズはワイルドカードラウンドに敗戦した後で正式に身売りを発表。昨年12月には過去20年を通してチームに従事してきたティナ・ベッカーが新COOに就任し、チーム創設者のリチャードソンは日常管理業務を彼女に引き継がせていた。81歳のリチャードソンは現在もまだNFLの調査対象となっている。

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