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シーズン第1週に欠場が予想されるシーホークスSトーマス

2018年09月05日(水) 12:32

シアトル・シーホークスのアール・トーマス【AP Photo/John Froschauer】

今週からすでにシアトルに滞在しているセーフティ(S)アール・トーマスだが、デンバー・ブロンコスとのシーズン第1週までにチーム施設に戻る可能性は低そうだ。

今オフシーズンのトーマスは自身のトレードを希望し、ダラス・カウボーイズを理想の移籍先としながら、チームのアクティビティを欠席してきた。オールプロのセーフティ(S)は今週からシアトルに滞在しており、学校へ通う娘を見送ってはいるようだ。しかしながら、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地4日(火)に報じた内容によれば、チームの態度が軟化しない場合、トーマスが数日以内にチームに復帰する可能性は低いようだ。

ラポポートは4日、『NFL Gameday Season Preview(NFLゲームデー・シーズン・プレビュー)』の中で「何かが変わらない限り、シーホークスでプレーするためにアール・トーマスが姿を見せることはないと私は理解している」と伝えた。

ラポポートによればカウボーイズがトーマスに対してドラフト3巡目の指名権を譲渡する意向だったとのことだが、シーホークスの要求は2巡目指名権と人的補償だったようだ。NFLネットワークのトム・ペリセロは先週末を通して、トーマスのトレードには他に複数球団が関心を抱いていると報じた。それでも、カウボーイズ同様に、いまだシーホークスの要求に応えらえるチームは現れていない。

トーマスが欠席を続ける限り、シーホークスはプロ2年目のディフェンシブバック(DB)テドリック・トンプソンをフリーセーフティ(S)として起用する意向だ。

両チームのファンにとっては残念な話だが、シーホークスとカウボーイズによるにらみ合いが早々に決着することはなさそうだ。

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