ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ（HC）アンソニー・リンは現地22日（日）に開催されるボルティモア・レイブンズ戦を前に、メルビン・ゴードンのステータスについて残っていた疑いをすべて晴らした。

リンHCは20日、『SiriusXM NFL Radio（シリウスXM NFLラジオ）』に対し、膝の負傷の影響で過去3試合に欠場していたゴードンが今週から復帰する予定だと明かした。

「メルビンは今週を通じて練習してきた。彼は大丈夫そうだ。本来の姿であるかどうかは定かでないが、メルビンはプレーする予定だ」

ゴードンが18日、19日の練習にフル参加者として登録されていたことからも、復帰間近であるとはささやかれていた。HCの口から直接そのステータスが語られ、よりその信ぴょう性は増したと言えよう。

復帰したゴードンがどれほどのラン機会を与えられるのかはまだ分からない。リンHCのコメントによればゴードンはまだ“本来の”姿ではないかもしれず、チームはプロボウラーRBに対して通常であれば背負わせる負担の大きい役割を制限する可能性はあるだろう。その場合、新人RBのジャスティン・ジャクソンが併用されることとなりそうだ。

チャージャーズにはまだ、カンザスシティ・チーフスを追い抜いてAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）西地区のタイトルを獲得するチャンスが残されている。ゴードンのフィールド復帰が、その目標に向かって突き進むチームに追い風をもたらすことは間違いない。

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