「まだ準備できていない」とスティーラーズRBコナー
2018年12月21日(金) 13:29足首を負傷しているランニングバック(RB)のジェームズ・コナーはフィールド復帰に向けて努めているようだが、どうやらまだその準備は万全でないようだ。
ピッツバーグ・スティーラーズのRBコナーは過去2戦に欠場している。現地19日(水)には練習場の周りをジョギングするだけで、練習には参加しなかった。
プロボウラーRBが今週から復帰する可能性も考えられなくはないものの、コナー自身のコメントは今週末のニューオーリンズ・セインツ戦を前にどことなく悲観的に聞こえている。
コナーは『Pittsburgh Post-Gazette(ピッツバーグ・ポスト・ガゼット)』を通じ、「頑張っているよ。日に日にね。こういった足首上部の痛みは厄介なんだ。普通に歩けるし、かばうこともない。ただ、フィールドに出てカットなんかをする準備はまだできていない」と明かしていた。
コナーは今週中のプレー復帰を予定していたことを認め、「出たいけれど、本来の力が出せなければ、それはジェームズ・コナーじゃない。万全でなければフィールドには出ない」と語っており、完ぺきな状態での復帰は間に合わなそうだ。
プレーオフでの戦いを目標としているチームメイトたちも、コナーの健康状態に関する判断には同調している。足首を使ったカットができない状態のコナーはまだ、チームにとっていつも通りに効果的な存在とはならないだろう。
センター(C)モーキス・パウンシーは「チームはジェームズにもう少しの休息期間を与えると思うよ。必要となった時には、必ずいてほしいからね」と語っていた。
コナーがもう1週間外れるとすれば、先週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で142ヤードのパフォーマンスを披露した新人RBのジェイレン・サミュエルズに再び出番が回ってくるだろう。ただし、セインツのディフェンス陣はリーグトップに位置しており、ランでは1試合平均で79.1ヤードしか許していない。スティーラーズにとってよりタフな相手となるのは間違いない。
このような状況の中、たとえバックアップフィールドで誰が先発しようと、今週もまたベン・ロスリスバーガーがしっかりとクオーターバック(QB)を務めるようだ。
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