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ブロンコスWR陣がボトルを投げ合っての一悶着

2019年08月06日(火) 12:40

デンバー・ブロンコスのエマニュエル・サンダース【AP Photo/Rick Scuteri】

現地5日(月)、デンバー・ブロンコスのトレーニングキャンプで一悶着あった。

ブロンコスのトップレシーバーであるエマニュエル・サンダースとコートランド・サットンの2人が、練習中に口論になったのだ。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、2人の怒鳴り合いではウオーターボトルも飛び交ったという。チームメイトたちが2人を引き離し、クオーターバック(QB)ジョー・フラッコが個別に話をした。サンダースは若手レシーバーたちを“正そうとした”とのことで、サットンを含む数名がまだ自分たちがリーグにふさわしいと証明していないと話していたようだ。

ヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオはこの口論と練習における冴えないプレーの後、チームメンバーを集合させていた。

ファンジオは「詳しいことは知らないんだ。私がそれに気づく10分前に起こっていたことだ。私はフィールドの反対側にいた。当然、好ましくない。あり得ないし、あってはならないことだ。しかし、こういったことにリアクションを取ることはできるし、彼らを正しい方向へ導くことはできる」と述べている。

現在はデンバーのラジオ局『104.3 The Fan』で仕事をしている元ブロンコスワイドレシーバー(WR)ブランドン・ストークリーから、サンダースとサットンの騒動について心配しているか尋ねられたファンジオは、こう応じた。

「そうは思わない。元WRの君なら知っている通り、彼らはディーバの集まりだからね」

プレッシャーが高まるキャンプ中、チームメイト同士のいさかいはそう珍しい話ではない。

パスラッシャーのブラッドリー・チャッブはWR間のヒートアップを一蹴し、次のようにコメントした。

「兄弟はいるか? みんな兄弟はいる? いるね。俺には兄がいる。彼にはさんざんやられた。兄は俺を叩いてきたし、俺もやつを叩いた。お互いにやりあったもんさ。兄弟なんてそんなもんだろ。俺たちは15日や20日も一緒にやってきている。多分、誰かの顔を見るのに飽きてきているのさ。そういう兄弟みたいなものだよ。結局のところ、それでも俺たちは互いを大事にしている。俺たちは一緒になって、チームのためにやろうとしている」

サンダースがケガから復帰してナンバー1の座に戻ろうとしている一方、サットンも頂点に立とうとしており、デンバーにおけるターゲット争いは激化しそうな様相だ。しかし、試合が大事な時期になれば、トレーニングキャンプにおける衝突はすぐに忘れ去られるだろう。

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