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老いたとの評を覆そうとするパッカーズTEグラハム

2019年08月08日(木) 14:41


グリーンベイ・パッカーズのジミー・グラハム【AP Photo/Charles Krupa】

タイトエンド(TE)ジミー・グラハムはグリーンベイ・パッカーズでの1年目について落胆を隠そうとしていない。

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとプレーした2018年シーズン、グラハムの記録はキャッチ55回、636ヤード、タッチダウン2回にとどまった。これはグラハムのような選手にとっては凡庸な数字だと言える。ニューオーリンズ・セインツでプレーした最後の年である2014年から後を見れば、グラハムがキャッチ60回と650ヤード以上をマークしたのは1シーズンのみ。とはいえ、2017年にはタッチダウン10回を記録している。昨シーズンの不調は一時的なものなのか、それとも、グラハムが下り坂を滑り落ちはじめているのだろうか?

昨年の成績を見て、グラハムの競技熱がついに落ち始め、もはやプレーを左右するようなパスキャッチャーではないと見る向きもある。

新たなシーズンを迎えるにあたり、グラハムはそういった見方がナンセンスだと証明しようとしている。

『Wisconsin State Journal(ウィスコンシン・ステート・ジャーナル)』によれば、グラハムは「こういう機会を手にしたときには、自分が最大であり、最速だと示さなければならない。出ていって、つかみ取らなきゃならないんだ。俺は集中してきたし、始める準備はもちろんできている。ここから4週間ちょっとあるけれど、これまで通り燃え上っているし、大勢を黙らせてやる」と話したようだ。

ヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーのオフェンスは昨年よりも多くのチャンスを自分に与えてくれると32歳のグラハムは信じている。

「このオフェンスで、彼らは多くのフォーメーションやパスへのランをマッチアップさせている。俺にとっては全部いいことさ。それに、彼らはタイトエンドを多用するのを好んでいる。俺たちにはダイナミックなTEグループがあり、ベテランと若手がうまいこと混ざっていると思う。今年俺たちに何ができるのかが楽しみだ。心からね」

「誰もが俺のことを老いてスローになったと思っている。さあ、どうなるか見てみようじゃないか」

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