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ビルズQBアレンが脳しんとうプロトコルに

2019年09月30日(月) 10:01

バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【AP Photo/Ron Schwane】

ニューイングランド・ペイトリオッツのディフェンシブバック(DB)ジョナサン・ジョーンズとヘルメット対ヘルメットで激しくぶつかったバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)であるジョシュ・アレンは、ビルズが16対10で敗れた試合の第4クオーターのほとんどでフィールドから遠ざかっていた。

チームによれば、アレンは脳しんとうプロトコルに入っているという。

第4クオーターでビルズが6手点差を返そうと攻撃をしかけていた際、アレンはジョーンズの突撃を受けて倒れた。この荒々しいプレーに対し、ビルズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクダーモットはジョーンズを除外すべきだと試合後に主張していた。

「フットボールにはジョシュ・アレンへのヒットのようなプレーを許す余地はない」とマクダーモットHCは述べている。

ジョーンズのプレーにはフラッグが投げられたものの、同じプレーで発生したオフェンス側の反則と相殺される形で、ペナルティは科されていない。

ジョーンズは試合後、記者に対して「見ていないんだ。映像で見てみなきゃ。俺たちはただフットボールをプレーして走っていただけ。誰かを傷つけようという意思なんて決してない。ただ優れた、クリーンなフットボールをしているだけだ」と語った。

「ヘルメット同士でぶつかろうとするやつなんていないと思う。ただプレーしたいと思って飛ぶだけなんだ」

NFLオフィシャル部門上級副社長のアル・リベロンは『The Buffalo News(バッファロー・ニュース)』に対し、問題のプレーは失格が適用される“レベルには達していなかった”と話している。

ビルズのセーフティ(S)マイカー・ハイドはこの見方にまったく同意できないようだ。ハイドはヒットの直後に加え、試合後の記者対応でも次のようにその意向を知らしめている。

「サイドラインで俺が最初に話したことだが、もし俺たちの誰かが12番(トム・ブレイディ)に同じことをやったら、もうゲームにはいられないだろう。ないんだ。俺たちがその試合でプレーを続けられることなんて絶対にない」

フィールド上で助けを借りた後、アレンは自身の足で歩いて負傷者用のテントへ向かい、ほどなくしてフィールドを去ってロッカールームに戻った。

アレンの後を引き継いだのはQBマット・バークリーだ。アレンが離脱したトのビルズのドライブはエンドゾーンでのパス不成功に終わっている。

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