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ベアーズが1960年代の復刻ヘルメットをジャイアンツ戦で使用

2019年11月24日(日) 21:31

シカゴ・ベアーズ復刻ヘルメット【NFL】

シカゴ・ベアーズはソルジャー・フィールドでのニューヨーク・ジャイアンツ戦で普段と少し違った装いをすることになった。

現地24日(日)、ベアーズの選手たちは1960年代を回顧して側頭部に白の“C”とグレーのフェイスマスクを配した60年代風のヘルメットをかぶる。

「多くのベアーズファンにとって1960年代のことは記憶に残っていると思う。特にリグレー・フィールドでのジャイアンツ戦でヘルメットにあの“C”を付けてチャンピオンシップ優勝を果たした1963年は思い出深い」とチェアマンのジョージ・H・マッカスキーはチーム公式サイトで述べた。「そしてもちろん、(ディック)バトカスや(ゲイル)セイヤーズと、彼らが与えてくれた数々の素晴らしい思い出たちもだ。この小さな変更は多くの人々にとって大きな意味を持つことだろう」

過去6試合で5度目の敗北をロサンゼルス・ラムズに喫し、4勝6敗と苦戦中のベアーズにとって、これは流れを変えるきっかけになるかもしれない。

今回のヘルメットがベアーズで使われていたのは1962年から1972年にかけてで、その後は縁取りの付いたオレンジの“C”に変更された。

ベアーズがこの古いヘルメットをかぶるのは今回が最初で最後になるという。チームの公式サイトによると、「チームたちに認められているのは、伝統的な旧タイプのクラシックなユニホームを着用することだけなので、ベアーズはジャイアンツ戦で白い“C”のヘルメットを使ってもいいかどうかNFLに問い合わせなければならなかった」と説明されている。

「リーグに許可を求めなければならない」とマッカスキーは述べた。「いろいろと承認のサインをしてもらわなければならないんだ。彼らはゴーサインを出してくれたので、とても興奮しているよ」

NFLと同様、ベアーズも今年は100周年を祝っており、ホームゲームのたびに違う年代を振り返る企画を実施している。日曜日は1960年代がテーマになっており、ヘルメットの変更に加えてバトカスとセイヤーズのボブルヘッド人形が2万人のファンにプレゼントされることになっている。

【M】