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フランチャイズタグ期限が2度目の延長

2020年03月11日(水) 11:51

NFLロゴ【Aaron M. Sprecher via AP】

新団体労働協約(CBA)に対する決断が下されない現状を見て、リーグはフランチャイズタグ期限を延長した。

NFL選手会(NFLPA)とNFL経営評議会はフランチャイズおよびトランジションタグ期限を東部時間16日(月)11時59分59秒まで延長することに合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。

当初、期限は10日(火)から12日(木)16時に延長されていた。

NFLPAが新CBAに対する選手の投票期間を14日(土)の23時59分まで延長しており、これを受けてフランチャイズタグ期間も延長された形だ。

新CBAが承認されなければ、チームは2020年にフランチャイズタグを付けた選手とトランジションタグを付けた選手の両方を雇用することが可能になる。今回タグ期間が延長されたことで、投票後にCBAが承認された場合に、タグを2つとも使用したチームがその片方を撤回する必要性がなくなった。新CBAが承認されなかった場合にタグを両方使用することが見込まれるチームとしてダラス・カウボーイズ(クオーターバック/QBダック・プレスコットとワイドレシーバー/WRアマリ・クーパー)やテネシー・タイタンズ(QBライアン・タネヒルとランニングバック/RBデリック・ヘンリー)らがある。

フランチャイズタグ期間が終了してすぐ、月曜日の正午からフリーエージェント(FA)との交渉が可能になる。

東部時間3月18日(水)16時に新リーグイヤーがスタートし、FAに期間が開始する。

【A】