また一人、ニューイングランド・ペイトリオッツの選手が正式にフォックスボローを離れる。

シアトル・シーホークスがワイドレシーバー（WR）フィリップ・ドーセットと1年契約を結ぶと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。最初にこのニュースを報じたのは『ESPN』だった。

かつてインディアナポリス・コルツからドラフト1巡目で指名されたドーセットは、2017年にクオーターバック（QB）ジャコビー・ブリセットとのトレードでペイトリオッツに加わり、過去3シーズンをこのチームで過ごしてきた。

ペイトリオッツとQBトム・ブレイディの元では輝きを見せられなかったドーセットは、レギュラーシーズンの先発8回を含む45試合でキャッチ73回、881ヤード、タッチダウン8回を記録するにとどまった。

27歳のドーセットはシアトルで先発WRタイラー・ロケットやD.K.メットカーフに合流し、すでに速さのあるワイドアウト陣にさらなるスピードを加えるだろう。ベテランのドーセットがデビッド・ムーアやマリク・ターナー、ジョン・ウルスアらによるナンバー3争いに参戦する。それでも、シーホークスにはWR層が歴史的な厚さとなっている今年のドラフトで新人ワイドアウトを選ぶ構えがある。

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