WRロビー・アンダーソンがパンサーズへ
2020年03月25日(水) 10:31マーケットに出ていたトップワイドレシーバー(WR)がようやく新たなホームを見つけた。
ロビー・アンダーソンがカロライナ・パンサーズと2年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。この契約は2,000万ドル(約22億2,000万円)で、2020年の報酬は1,200万ドルになっているとラポポートはつけ加えている。この契約について最初に伝えたのは『The New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』だった。
フリーエージェンシー(FA)期間が始まった当初からWR市場の動きは鈍く、ようやく『NFL.com』のFAトップ101で23位につけるアンダーソンの行き先が決まった。
アンダーソンはテンプル大学時代に共にプレーした新ヘッドコーチ(HC)マット・ルールとカロライナで再会する。
アンダーソンが加入することでクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーター率いるパンサーズ攻撃陣にはD.J.ムーアとカーティス・サミュエルの傍らに新たなスーパースピード要素が加わる。このトリオはフィールドのどのサイドからでも相手ディフェンス陣を突破することができるだろう。
4年を過ごしたニューヨーク・ジェッツでのアンダーソンは速さが光っており、ディフェンシブバック(DB)を容易にかわしていた。しかしながら、安定性に欠けるところがあり、800ヤード以上を記録したのはキャリアで一度だけだ。26歳のアンダーソンは2019年にキャッチ52回、779ヤード、タッチダウン5回をマークした。
1年目に1,200万ドルというのは両者にとって手堅い契約であると同時に、アンダーソンは2年後に再び市場で自らの価値を問うことも可能だ。
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