2020年NFLドラフト会議でどこよりも多くの指名選手を出したのは、カレッジフットボール・プレーオフで全米チャンピオンに輝いた学校だった。

3日間のドラフトでルイジアナ州立大学（LSU）はどこよりも多く14人の指名選手を輩出している。ドラフトが7巡目までの形式になってからの最多記録は2004年に14人を出したオハイオ州立大学だった。LSUはまた、3巡目までに指名された最多記録の10人という数字でも2016年のオハイオ州立大学と肩を並べている。

クオーターバック（QB）ジョー・バロウが全体1位でシンシナティ・ベンガルズに指名されたのを皮切りに、1巡目で他にも4人が指名された。ラインバッカー（LB）ケイラボン・チェイソン【ジャクソンビル・ジャガーズ、全体20位】、ワイドレシーバー（WR）ジャスティン・ジェファーソン【ミネソタ・バイキングス、全体22位】、LBパトリック・クイーン【ボルティモア・レイブンズ、全体28位】ランニングバック（RB）クライド・エドワーズ・ヒレアー【カンザスシティ・チーフス、全体32位】だ。この他にLSUから選ばれたのはセーフティ（S）グラント・デルピット【クリーブランド・ブラウンズ】、コーナーバック（CB）クリスチャン・フルトン【テネシー・タイタンズ】、Sダミエン・ルイス【シアトル・シーホークス】、センター（C）ロイド・クシェンベリー【デンバー・ブロンコス】、LBジェイコブ・フィリップス【ブラウンズ】、タックル（T）シャアディク・チャールズ【ワシントン・レッドスキンズ】、ディフェンシブタックル（DT）ラシャード・ローレンス【アリゾナ・カーディナルス】、ロングスナッパー（LS）ブレイク・ファーガソン【マイアミドルフィンズ】、タイトエンド（TE）スティーブン・サリバン【シーホークス】だ。

オハイオ州立大学とミシガン大学からはそれぞれ10人が選ばれており、アラバマ大学が9人で、フロリダ大学、ジョージア大学、クレムソン大学とユタ大学がそれぞれ7人だった。

長年の伝統通り、カレッジリーグで最多の63人を出したのはサウスイースタン・カンファレンスで、1巡目指名の最多記録となる15人がその中に含まれている。ビッグ10からは48人、パシフィック12から32人、ビッグ12から21人が選ばれた。グループ5の中ではアメリカンアスレチック・カンファレンスが17人で最多だった。

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