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ジャイアンツがKロサスを解雇、カタンザロと契約の見込み

2020年07月27日(月) 09:39


ニューヨーク・ジャイアンツのオルドリック・ロサス【AP Photo/Michael Perez】

キッカー(K)オルドリック・ロサスがニューヨーク・ジャイアンツからリリースされたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが現地26日(日)に報じている。ジャイアンツはチャンドラー・カタンザロと契約する見込みだとラポポートが情報筋の話を元に伝えた。

プロボウルに一度選出されたことのあるロサスは、6月中旬にカリフォルニア州チコで当て逃げ事故を起こして逮捕されていた。

このニュースが明らかになった日、ロサスは『Instagram(インスタグラム)』でチームへの感謝を述べ、契約解除を認める様子を見せている。

「これまでニューヨーク・ジャイアンツで過ごしてきた時間について、マーラとティッシュの一族に感謝したい。信じられない時間だったし、俺はものすごくたくさんの素晴らしいコーチやチームメイトたちに会えた! 自分に可能だと分かっているレベルのプレーができればよかったのにな。ニューヨーク・ジャイアンツには愛情しかない」

25歳のロサスはビュッテ郡刑務所に収容され、当て逃げの軽罪と免許停止中の運転で起訴された。

事故報告書によれば、ロサスはチコで自らが所有する黒の2018年型シボレーSUVドライブしていた際、推定時速100kmで交差点にいたフォードのピックアップトラックに衝突したという。ロサスは現場から逃れたようとしたものの、すぐにCHPによって居場所を特定された。

アルコールによる機能障害もこの事故の一因として考えられると事故報告書にはある。

過去3年にわたってジャイアンツのKを務めたロサスは、その間にフィールドゴール75回中62回成功(82.7%)、エクストラポイント94回中86回(91.5%)を成功させてきた。

昨年は法的問題が生じるまでにキャリアローのエクストラポイント(89.7%)とフィールドゴール(70.6%)成功率を記録するにとどまっている。

短い期間ながら引退していたカタンザロは、昨年にプレーしていない。29歳のカタンザロはこれまでにアリゾナ・カーディナルス、カロライナ・パンサーズ、ニューヨーク・ジェッツ、タンパベイ・バッカニアーズの4チームで5シーズンにわたってプレーしてきた。2016年にはカーディナルスで60ヤードのフィールドゴールを決めている。

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