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ドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンが16億円でXFLを買収

2020年08月04日(火) 16:26

XFL

XFLはまだ終わっていないかもしれない。

現地3日(月)に発行された声明によると、XFLの親会社である『Alpha Entertainment LLC(アルファ・エンターテインメント)』を1,500万ドル(約16億円)で買収する権利を落札したグループにドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンがいるという。俳優であり元WWEのスーパースターであるジョンソンは、著名な起業家であるダニー・ガルシア氏や『RedBird Capital Partners(レッドバード・キャピタル・パートナーズ)』と共に購入に臨む。

ジョンソンは「才能あるパートナーであるダニー・ガルシアやジェリー・カーディナールと共にXFLを買収することは、僕にとって2つのことに深く根ざした投資となる。このゲームへの情熱とファンを常に大切にしたいという思いだ」と声明の中で述べている。「自分の手で築き上げてきたすべてのものに誇りと感謝の気持ちを持っている。それをXFLに活かし、選手、ファン、そしてフットボールを愛するすべての人たちのために、特別なものを作り上げていきたい」

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより2020年シーズンが中止となってから約1カ月後の4月13日に、XFLは連邦破産法第11章の適用を申請した。創始者ビンス・マクマホンの2度目の挑戦は春リーグのたった5週間で終わった。

XFLの社長兼COOであるジェフリー・ポーラック氏は「今日の結果に感謝の気持ちでいっぱいです」と述べた。「われわれの売却プロセスはまるでハリウッド映画のようなエンディングとなり、リーグは新たにエキサイティングな幕開けを迎えます。ドウェイン、ダニー、そしてジェリーはオーナーシップグループのドリームチームであり、XFLの今後は最高の人たちの手に託されました」

ジョンソンとガルシア氏は『Seven Bucks Companies(セブン・バックス・カンパニーズ)』の共同創設者であり、投資、ブランド統合、慈善活動、マーケティング、映画やテレビのプロジェクトなどを行っている。一方RedBird Capital Partnersを創設したカーディナール氏はこれまでに数十億ドル規模のスポーツエンターテイメント企業をいくつか設立している。

駆け出しのフットボールリーグを復活させようとする彼らの計画には要注目だ。

「僕の先駆的なパートナーである@DanyGarciaCoとRedBird Capitalと共にXFLを買収した。感謝の気持ちと情熱をもって自分の手でキャリアを築き上げてきた。それを@xfl2020ブランドに活かしていく。ファンのために何か特別なものを作り出せるのを楽しみにしている!」

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