ラスベガス・レイダースはファンなしで新しいスタジアムを開く。

チームは現地3日（月）にファンへのメールで、2020年シーズンは無観客でアレジアント・スタジアムでの試合を実施する予定であることを発表した。

「レイダースの組織にとってわれわれの選手、コーチ、スタッフ、スタジアムの従業員、そしてファンの健康と安全ほど重要なものはありません」とクラブは声明の中で述べている。「医療関係者や州およびこのコミュニティーのリーダーとの綿密な協議の結果、われわれはラスベガス・レイダースがアレジアント・スタジアムで迎える初めての2020年シーズンをファンの参加なしでプレーするという難しい決断を下しました。今回の決断は、皆が影響を受けている新型コロナウイルスのパンデミックへの対応として、ファンとコミュニティー全体の健康を守るためのコミットメントに基づいています」

「この決断はスタジアムの収容力が縮小された場合、特定のゲームに参加できる人とできない人を決めることに関連した課題と潜在的な不公平を考慮して、PSL（パーマネント・シート・ライセンス）保有者である皆様の公平性を確保することにもなります。アレジアント・スタジアムの開設を祝う形として誰も今のような事態は想定していませんでしたが、状況が許せば、皆様のお陰で建設することができた壮大なスタジアムで他に類を見ないゲームデーの経験を提供できることを楽しみにしています」

第2週のニューオーリンズ・セインツ戦で初めてのホームゲームを予定していたが、レイダースのファンとチームにとっては気の毒な結果となってしまった。

オーナーであるマーク・デイビスは以前に『The Athletic（ジ・アスレチック）』に対して、ファンがホームゲームに参加できなければ自分も参加しないと話している。

レイダースはすでにスタジアムの開設を祝うセレモニーを来年に延期する計画を立てていた。

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