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レイダース戦のパフォーマンスは「平均以下」とペイトリオッツQBニュートン

2020年09月29日(火) 12:52

ニューイングランド・ペイトリオッツのキャム・ニュートン【AP Photo/Charles Krupa】

クオーターバック(QB)キャム・ニュートン率いるニューイングランド・ペイトリオッツは現地27日(日)にラスベガスで勝利を収めたことによって勝率を5割以上に戻した。しかし、ニュートンは自分自身のパフォーマンスに満足していないようだ。

ニュートンはパス28回中17回成功、162ヤード、タッチダウン1回をマークしたが、インターセプトも1度喫している。また、ランでは9回のアテンプトで27ヤードにとどまった。

『WEEI』に出演したニュートンは日曜日の試合を自己採点するように乞われ、現実的な数字を返している。75%、もしくは評価Cだ。

「昨日はそれ自体がフラストレーションを感じるタイプだった。そういう試合はこれからもあるし、それに直面したときにはとにかく勝つ道筋を探さなきゃならない」とニュートンは述べている。

「俺個人として? ボールセキュリティはパッとしなかったし、攻撃面でスロースタートだった。平均以下のパフォーマンスだね。自分にはもっといいプレーができると分かっているし、もっとうまくやれるのも分かっていて、これからは良くなるってことも分かっている」

シアトル・シーホークスと対戦したシーズン第2週に稲妻のようなプレーで397ヤードを記録したニュートンだが、この日曜日に同じ展開を再現することはできなかった。かといって、何としてもそれが必要というわけではない。1度インターセプトされた際を除き――本人によればスクランブルしてプレーメークを模索していたときにディフェンダーを失ったケースとのこと――、オフェンスがニュートンの能力に大きくよりかかることはなかった。

ランニングバック(RB)ソニー・ミシェルが今季初めて大きな力を発揮し、ラン9回で117ヤードをマークしたほか、RBレックス・バークヘッドはわずか6回のキャリーでエンドゾーンに2度到達している。ペイトリオッツは今季無敗だったレイダースに対し、406ヤードを稼いで36対20での白星を挙げた。

ニュートンは「このリーグでプレーする以上、すべてのチームに圧勝できるわけじゃない。俺は一時、オフェンスすべての全スタッツを見た。俺たちは400ヤードを超えていたから、俺たちがいつ動きだしたかなんて気にすることはない。もう動いているんだから」と説明する。

ペイトリオッツが昨シーズンのスーパーボウルチャンピオンであるカンザスシティ・チーフスと対戦する次週には、高いパフォーマンスは望めないかもしれない。その現実に、ニュートンもヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックも、他のペイトリオッツメンバーも気づいている。ただし、それほど輝かしいとは言えない日でも勝てるという事実を知った上で、向上するための時間も1週間あるのだ。

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