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足首負傷のWRトーマスがセインツの練習に復帰

2020年10月01日(木) 10:03


ニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマス【Logan Bowles via AP】

プレー可能なほど回復したとの診断はまだ下されていないワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスだが、現地9月30日(水)にはニューオーリンズ・セインツファンに励みになるニュースが入っている。

足首の捻挫で過去2試合を欠場していたトーマスが、週の半ばにしてセインツの練習に戻ってきた。『NewOrleans.Football(ニューオーリンズ・フットボール)』のニック・アンダーヒルは練習の序盤にトーマスの“動きが良かった”と伝えている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは『Twitter(ツイッター)』で、トーマスはこれまでのキャリアで欠場したゲームの2倍にあたる試合数の戦線離脱を強いたこのケガを悪化させるリスクはないことを証明する必要があるだろうと述べた。シーズン第4週で再び負傷するのは、誰にとっても理想的ではない。特に、有力なチームだと見られているセインツが、トーマスの復帰を心から待ち望んでいるとなればなおさらだ。

チームの数字としては、トーマスが不在のセインツにおいてパスヤードが大きく落ちているわけではない。しかし、クオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズはトーマスのいないフィールドで勝利できていない。トーマスが不在で0勝3敗となっているブリーズのパサーレーティングはトーマスがいるとき(109.2)を20ポイント下回っている(88.2)。

チームにとって幸運なことに、ランニングバック(RB)アルビン・カマーラが不足を補うすべを第3週に見つけている。すべてをキャッチし、何でもできる武器と化したカマーラは、グリーンベイ・パッカーズに37対30で黒星をつけられた試合でキャッチとランの平均ヤードでチームをリードした。しかし、そういったプレーが今後、毎週続くものではないことは誰もが承知しており、トーマスの復帰が重要になる。だからこそ、75%のシーズンが残っている中でトーマスがあわててフィールドに戻る意味はあまりないかもしれない。

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