ジェッツRBベルがIRリストから復帰、カーディナルス戦出場へ
2020年10月11日(日) 13:10シーズン第1週以降で初めて、ニューヨーク・ジェッツのバックフィールドに馬車馬が配備される。
ジェッツは現地10日(土)、故障者リザーブ(IR)リストからランニングバック(RB)リビオン・ベルを復帰させた。ベルは9月15日にハムストリングを負傷してIRリスト入りしていた。
ベルがハムストリングを痛めたのは、ビルズに27対17で敗れた開幕戦の前半だ。離脱した第3クオーターまでにビルはラン6回で14ヤード、レシーブ2回で32ヤードしか記録していない。
28歳のベルがハムストリングの負傷と戦い始めたのはトレーニングキャンプにさかのぼる。ヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズは8月最終週にハムストリングの張りを理由にベルを練習から除外しており、それが原因でベルとゲイズの衝突が露呈した。
その数日後、ベルは『Twitter(ツイッター)』を通してこの対応に不満があることを明かしたが、後に、ゲイズHCが話し合いによって2人の関係は修復されたと報道陣に語っている。
ジェッツがアリゾナ・カーディナルスと対戦するシーズン第5週にもベルが待望の復帰を遂げることになる。チームは負傷したサム・ダーノルドの代わりにジョー・フラッコを先発クオーターバック(QB)に指名しており、ベルの存在は今シーズン初勝利を目指すジェッツにとって、さらに重要なものとなるだろう。
また、ベルの復帰はベテランRBのフランク ゴアがデプスチャートでバックアップに移動することを意味する。ゴアは直近3試合において先発を任されており、49回のキャリーで150ヤード、2回のキャッチで11ヤードを記録している。
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