マイアミ・ドルフィンズのランニングバック（RB）マイルズ・ガスキンが膝を負傷し、少なくともこの先3試合を欠場する。

現地5日（木）朝、ドルフィンズのヘッドコーチ（HC）ブライアン・フローレスは報道陣に、ガスキンはシーズン第8週に患った膝のけがにより故障者リザーブ（IR）に登録されたとコメント。けがによる離脱期間は最低3週間とされる。

快調なドルフィンズにとっては衝撃的なニュースだ。ガスキンは今年、RBのジョーダン・ハワードとマット・ブリーダを出し抜いて先発の座を手に入れている。今季７試合中5試合に先発したガスキンは、100回のアテンプトで387ランヤードを稼ぎ、2タッチダウンをマーク。さらに、ターゲットとなった35回のうち30回はレシーブを成功させて198ヤードを記録している。

一方で、ブリーダはハムストリングのけがに見舞われており、今週も欠場の見込み。フローレスHCはブリーダ復帰の可能性を除外してはいないが、「ハムストリングは厄介だ」と『ESPN』のキャメロン・ウルフに語っている。

今週、ガスキンに続いてブリーダも欠場となれば、健康体を持ち第4週以降出場の機会を得ていないハワードに大きなチャンスが到来する。ドルフィンズにとってはRBのパトリック・レアードとサルボン・アーマッドもバックフィールドの選択肢となりうるだろう。

ドルフィンズはけがが頻発している状況を鑑み、今週、RBディアンドレ・ワシントンをトレードで獲得したが、チームに合流する前にワシントンは新型コロナウイルス（COVID-19）のプロトコルをクリアしなければならない。

【SC】