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安全策としてQBボートルスをチームメイトから遠ざけるブロンコス

2020年12月03日(木) 08:47


デンバー・ブロンコスのブレイク・ボートルス【Ric Tapia via AP】

デンバー・ブロンコスはシーズン第12週にセンター(C)の後方で起きたことを良い教訓にした。

第12週の最悪のシナリオが繰り返されることを避けるためにクオーターバック(QB)の誰かを隔離するプランはないとヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオが報道陣に述べた翌日、HCとチーム組織はそのスタンスを再検討したようだ。

ブロンコスは今後、QBブレイク・ボートルスのチームメイトとの接触を制限するとファンジオHCが現地2日(水)に語った。ボートルスは週の半ばの活動ではチーム施設に来ないという。第12週のように新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によってQBのデプスチャートすべてが影響を受け、試合に参加できないという状況が再び起きた際のバックアッププランを残しておくために、ボートルスがチーム施設で過ごす時間は少なくなる。

第12週の試合では練習生のワイドレシーバー(WR)ヒントンがアクティブロースターに昇格し、ニューオーリンズ・セインツとの試合でQBとして先発ラインアップに加わった。ヒントンは不可能に近いタスクの中でパス9回中1回成功、13ヤード、インターセプト2回を記録している。

ファンジオHCによれば、ブロンコスはCOVID-19プロトコル違反に関わったQBたちに罰金を科したという。QBたちは“あまりに怠慢だった”とドリュー・ロックが表現したこの一件を過去のものにするのが、ファンジオHCの望みだ。

「ミステイクだった」とファンジオHCは『TheDNVR.com』のアンドリュー・メイソンに語った。

「試合中に起こったことでわれわれは対価を払った。われわれ全員が前に進むときだ」

新たな歩みはロックを頂点においたデプスチャートとともに始まる。ブレット・リピンがその後ろに控え、ボートルスは距離をおいて不測の事態に備えている。一方、ジェフ・ドリスケルは今もリザーブ/COVID-19にとどまったままだ。4勝7敗のブロンコスはサンデーナイトにディビジョンライバルのカンザスシティ・チーフス(10勝1敗)と対戦する。

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