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シーズン第13週最優秀選手賞は絶好調のクオーターバック2人が受賞

2020年12月10日(木) 04:45

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【Todd Rosenberg via AP】

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャースとバッファロー・ビルズのジョシュ・アレン、2人のクオーターバック(QB)はシーズンを通して数字を伸ばしてきた。シーズン第13週も変わらず、それぞれが見事な成績を残してチームを勝利に導いている。

現地9日(水)午前に発表された週間最優秀選手はそのロジャースとアレンに送られた。

ロジャースはパッカーズが30対16で勝利したフィラデルフィア・イーグルス戦で3タッチダウンをマークして295ヤード、パス成功率73.5%を記録し、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手に選ばれた。インターセプトはなく、クオーターバックレーティングはその活躍にふさわしい128.9となっている。

一方、マンデーナイトフットボールでサンフランシスコ・49ersと対戦し、34対24でビルズの勝ち星獲得に貢献したアレンはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手に輝いた。アレンは49ers戦でパス成功率80%をたたき出し、32回成功した投球で375ヤードを稼ぎ、4タッチダウンを挙げている。アレンもインターセプトはなく、クオーターバックレーティングは139.1だ。

AFC週間最優秀守備選手賞を授かったのはマイアミ・ドルフィンズのラインバッカー(LB)カイル・バンノイだ。サンデーゲームでドルフィンズがシンシナティ・ベンガルズに19対7で勝利した試合で、バンノイは8回のタックルに加え、タックルフォーロスは5回、サック3回、パスディフェンス1回を記録している。

ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)ガナー・オルシェスキーは45対0でロサンゼルス・チャージャーズを完封に抑えた試合で、3回のパントリターンでリターン平均48.3ヤードを稼ぎ、70ヤードのパントリターンタッチダウンも決めている。

NFC週間最優秀守備選手に選出されたニューヨーク・ジャイアンツのディフェンシブエンド(DE)レナード・ウィリアムスは、シアトル・シーホークスを17対12で下した試合でサック2.5回、タックル3回、タックルフォーロス2回をマークし、ディフェンス陣の軸として活躍した。

NFC東地区の選手がもうひとり、週間最優秀選手賞を受賞している。ワシントン・フットボール・チームのキッカー(K)ダスティン・ホプキンスは、それまで無敗を誇ったピッツバーグ・スティーラーズ戦で見事なアップセットを演出し、23対17で強敵を退けた。ホプキンスは3回のフィールドゴールアテンプトをすべて成功させており、いずれも45ヤードを超えるキッキングだった。

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