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パンサーズ、ジェネラルマネジャーのハーニーを解任

2020年12月22日(火) 01:39


マーティ・ハーニー【NFL】

カロライナ・パンサーズのオーナー、デビット・テッパーがチームの再編に向けてまたしてもギアをシフトした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話として、現地21日(月)、パンサーズがジェネラルマネジャー(GM)マーティ・ハーニーを解雇したと報道。

後にチームがこれを認めた。

テッパーは声明の中で、チームの体制についてハーニーと議論した上で、アプローチが異なっていたことを明かしている。オーナーであるテッパーはハーニーの伝統的なスタイルを尊重しつつも、近代さを求めており、フットボールのオペレーション部隊にはデータドリブンのプロセスを期待しているようだ。

「時としてリスタート、リフレッシュが必要なことはあると思う」と語るテッパーは「コーチ陣に関しては昨年実行した。もしかするとGMの方を先にすべきだったと言われるかもしれない。そしておそらくそうだったのかもしれない。きっとそう言われるだろうとも思う一方で、逆も言われると思う。両方だ」と続けた。

「どちらの面にしても、実行するにはタイミングの問題があると思う。前に進むためには適切なタイミングというものがあるように思う」

昨年にはマット・ルールをヘッドコーチ(HC)に起用しており、テッパーは志を同じくする新たなGMを雇用することになるだろう。新GM雇用にあたってはルールHCも役目を担うようだ。

「成功している組織を見れば、ヘッドコーチとGMに確実な連携が見られる。そういった連携なしで何かができると考えるのはバカげている。つまり、ヘッドコーチのインプットを得ないのはバカげているということだ。私はバカになりたくない」

そう話したテッパーがパンサーズを所有したのは3年前。昨年にはロン・リベラを解任してルールをヘッドコーチに据えた。3年連続で負け越しのシーズンとなった今、今度はハーニーがチームを去る。

【C】