ジム・コールドウェルは2017年以来、NFLのゲームでヘッドコーチ（HC）を務めたことがない。しかし、少なくとも2021年を迎えるにあたって空席を埋める候補にはなっている。

ヒューストン・テキサンズがコールドウェルとHC職の面談を行ったことを現地21日（月）に明かした。

コールドウェルは2014年から2017年にデトロイト・ライオンズのHCを務め、チームを2度のプレーオフ進出に導くとともに、2016年と2017年は連続して9勝7敗を記録している。しかし、2017年にはプレーオフ行きの切符をつかみ損ね、コールドウェルの解任につながった。ライオンズはコールドウェルに代わってマット・パトリシアをHCに据えたものの、2020年のサンクスギビングデーにテキサンズに敗北した後にパトリシアも職を追われている。

テキサンズは今季半ばにHC兼ジェネラルマネジャー（GM）のビル・オブライエンを解雇し、2021年に心機一転を図っている。新GMとHCを探しているのはテキサンズとライオンズで、両者は過去から現在にかけていくつかの面談でクロスしている。ライオンズに所属したことのあるコールドウェルがテキサンズのインタビューを受ける以前には、ライオンズが元テキサンズGMリック・スミスとの面談を計画していた。『ESPN』のアナリストであるルイス・リディックも両チームの候補に入っている。

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