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ロースター全体を評価するとジェッツHCサラー、QBダーノルドは「信じられない才能」

2021年01月28日(木) 15:05

ニューヨーク・ジェッツのサム・ダーノルド【NFL】

2018年以来、ニューヨーク・ジェッツはクオーターバック(QB)サム・ダーノルドに運転席を委ねてきた。しかしながら、2021年に再びダーノルドにキーが渡されるかの決断については、いまだニュートラルになったままだ。

ポッドキャスト『Huddle & Flow(ハドル・アンド・フロー)』に『NFL Network(NFLネットワーク)』のスティーブ・ワイチやジム・トロッターと共に出演したジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは、元1巡目指名選手であるダーノルドが来季もチームを導くべき選手だと考えているか質問された。

1週間前に行われた就任会見と同様に、サラーHCは今のところダーノルドファンクラブのメンバーである様子で、今後のジェッツ先発QBに関する考えについては詳しく明かしていない。

「われわれはここに来たばかりだし、すべての録画を見始めたばかり。QBやレシーバー、Oライン、Dライン、ラインバッカー、DBを見始めていて、まずはこのプロセスを完了しなければならない。サムについて言えるのは、彼は信じられないほどの才能の持ち主ということだけだ」とサラーHCはコメントした。

「彼が全体3位で指名されたのには理由がある。それはテープを見るだけで明白だ。生産性は別として、ただこの選手を見るだけでね。彼には比類ないモビリティがあり、腕にも恵まれ、恐れを知らず、スマートで優秀であり、正確な意思決定者だ。彼はロッカールームにいるのが好きで、このビルの人々が彼を敬愛している。彼が全体3位なのには理由があるんだ。現実的になろう。彼は23歳でまだ人生のスタートラインに立ってすらいない」

2021年の全体2位指名権を有するジェッツは、ダーノルドに代わるQBを指名するならば絶好の位置にいる。3年のシーズンの中で、ダーノルドは8,907ヤード(試合平均213.1ヤード)、タッチダウン45回、インターセプト39回を記録した。

政権交代のときにはよくあることだが、ロースター全体が評価の対象となる。もちろん、ジェッツのQBポジションをめぐる疑問符を考えれば、それはデプスチャートの最上部から始まるだろう。サラーHCは次のように話している。

「サムについてはたくさん議論されている、だが、多くの議論が必要であり、ロースターの他の部分についてもたくさんの動きが出てくる。このビル全体、ドラフト、フリーエージェンシーなどについて、今の段階でわれわれがどこにいるのか答えを出さなければならない。ジョーや彼のスタッフと共にね。われわれがやらなければならない議論は多い。だが、同時に、サムについては何も包み隠すことはない。彼は非常に才能があり、それはテープを見ただけですぐに分かる。結果は別として、この若者がどれだけの才能を持っているか見るためだけに、テープを見るべきだ」

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