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がんを克服したワシントンHCリベラ

2021年01月29日(金) 12:24

ロン・リベラ【AP Photo/Chris Szagola】

ワシントン・フットボール・チームのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは、今シーズン最大の勝利を手にした。がんを克服したのだ。

現地28日(木)にリベラHCの娘であるコートニーがこの朗報を『Twitter(ツイッター)』で明かしている。

「みなさんの愛と祈りに感謝の気持ちでいっぱいです。病院を出た両親と電話で話したところ。@RiverboatRonHCは正式にがんを克服しました!!!」

リベラHCは8月に扁平上皮(へんぺいじょうひ)がんと診断された。10月下旬に治療を終え、1試合も逃すことなくワシントンをNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区の優勝へと導いている。古巣のカロライナ・パンサーズをはじめとするリーグ全体からサポートを得ながらシーズンを乗り切った。それらすべてはワシントンでのHCデビューとなった今季の年間最優秀コーチ賞の候補に値する。

リベラHCは「苦しい道のりだ」とシーズン序盤に話している。「まさに闘いと言える。でもそれは自分のことだけではない。私はたくさんの人を代表していると思っている。がんに苦しみ、闘い、そして闘ってきた多くの人々を」

59歳のリベラHCは長い間、自分のため以上の闘いに挑んでいた。

「祈りが通じました。@RiverboatRonHCと私を“コーチ”してくれたすべてのお医者さんと看護師の方々に感謝しています。がんに勝つためのゲームプランを与えてくれました。PET検査がすべてを語っています。この闘いに敗れたのはがんの方です!」

【R】