ベアーズがスターWRロビンソンにフランチャイズタグ
2021年03月10日(水) 13:19フリーエージェント(FA)としてトップ選手の一人となるはずだったワイドレシーバー(WR)アレン・ロビンソンがオープンマーケットに出ることはなかった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地9日(火)、シカゴ・ベアーズがロビンソンにフランチャイズタグをつけると情報筋の話を元に伝えた。その後、チームもこのニュースを正式発表している。
ベアーズは攻撃陣のトッププレーヤーを維持することを強く必要としており、今回の動きは予測されていた通りだ。
正式なサラリーキャップは定まっていないため概算となるが、WRのフランチャイズタグは1,580万ドル前後になると見られている。
ロビンソンは2020年に12試合で70レシービングヤードを超えており、これはステフォン・ディッグスとタイでNFLトップだった。また、キャッチ102回、1,250ヤード、タッチダウン6回を記録している。
過去2シーズン、ロビンソンはクオーターバック(QB)のプレーが振るわぬ中で。トータルキャッチ数(200回)で3位、レシービングヤード(2,397ヤード)で3位、ファーストダウン獲得(131回)で2位という成績を残した。
万力のような手を有するロビンソンはタイトウインドーのキャッチで見事な実績を残している。2018年以来、セパレーションが1ヤード以下のキャッチでロビンソンは121回中47回に成功しており、これはリーグ最多にあたる。これらのプレーの中でロビンソンは692ヤード、タッチダウン6回をマークした。
ロビンソンはベアーズと長期契約を結びたいという意向を明確に示してきたが、チーム首脳陣はまだそれに応じていない。期限までに契約がまとまらない場合、ロビンソンがオフシーズンを――たとえその多くがバーチャルだったとしても――すべて欠席することもあり得るだろう。
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