ライオンズがWRウイリアムスと契約、WRゴラデイにタグを指定せず
2021年03月10日(水) 12:20フリーエージェント(FA)のワイドレシーバー(WR)タイレル・ウイリアムスと契約を結んだ同じ日に、デトロイト・ライオンズはこのポジションにおける最良の選択肢の一人である選手に別れを告げた。
The @Lions have signed free agent WR @TyrellWilliams_.
Since entering the League in 2015, his four TD receptions of 75+ yards tie for the most in the @NFL.
Among all NFL players with at least 175 receptions in that span, his 16.1 receiving average is the 3rd highest. pic.twitter.com/YDwZid8TUe
— Detroit Lions PR (@LionsPR) March 9, 2021
「@LionsはフリーエージェントのWRである@TyrellWilliamsと契約。2015年にリーグに入って以来、彼の75ヤードを超えるタッチダウンキャッチ4回は@NFLの歴代記録タイとなっている。同じ期間に少なくともキャッチ175回をマークしたすべてのNFL選手の中で、レシーブ平均16.1ヤードは3位にあたる」
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがその見込みだと報じていた通り、ライオンズはWRケニー・ゴラデイにフランチャイズタグを指定しなかった。また、エッジラッシャーのロメオ・オクワラにもタグを指定していない。
この結果、ゴラデイはFA市場に向かうことになる。キャップスペースの制限上、ライオンズには大型の契約が見込めないため、ゴラデイはどこか別の場所でそれにふさわしい報酬を受け取るだろう。一方のライオンズにとってはWRポジションの力が弱まり、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフ時代の幕開けは容易なものにはならなそうだ。
ゴラデイは2020年にライオンズで5試合に出場。キャッチ20回、338ヤード、タッチダウン2回を記録した。その前は2年連続で1,000ヤード超えを達成しており、合わせてタッチダウンキャッチ16回に成功している。QBマシュー・スタッフォードが陽光あふれるロサンゼルスに向かった今、ライオンズはゴラデイの力なしでヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルと共に新時代を始めようとしている。
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