ジャガーズはOTロビンソンにフランチャイズタグを指定
2021年03月10日(水) 11:42ジャクソンビル・ジャガーズが2021年にオフェンシブタックル(OT)キャム・ロビンソンがどこか別の場所へ流出するのを食い止めた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地9日(火)に報じたところによれば、ジャガーズがロビンソンにフランチャイズタグを使用したという。チームも後にこれを認めている。
サラリーキャップが最終決定していないために正確な数字は不明だが、オフェンシブラインメン(OL)に対するフランチャイズタグは1,360万ドル前後になると見られている。
ジャガーズのヘッドコーチ(HC)であるアーバン・マイヤーは火曜日にメディア対応した際に実質的にこのニュースを認めており、ロビンソンにタグづけする方向に動いており、選手としての潜在性の高さに触れていた。
ロビンソンは2020年に苦戦しており、『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によればプレッシャー40回、QBヒット7回、サック5回を許していただけに、驚きのニュースだった。
それでもジャガーズは2017年のドラフト2巡目指名選手に先発Tを務めるだけの才能があると信じている。マイヤーが続投させたOLコーチのジョージ・ウォーホップもロビンソンを気に入っているようだ。ロビンソンがタグづけされたことは、オープンマーケットに才能あるTが不足していることを示している。
ジャガーズが全体1位指名権でクレムソン大学のクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスを指名すると見られる中、ロビンソンをキープすることでブラインドサイドにはベテランが存在することになる。また、より優れたQBのプレー、すなわち、長くボールをホールドしないシグナルコーラーによって、ロビンソンのプレーも2021年に改善するかもしれない。
【A】